ジョルジュ・ド・サンド

ジョルジュ・ド・サンドは、アニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する、ネオフランス代表のガンダムファイターです。声優は山崎たくみさんが担当しています。

人物像

国籍: ネオフランス
出身地: 地球
年齢: 20歳
生年月日: F.C39年11月11日
星座: 蠍座
身長: 181cm
体重: 75kg
血液型: AB型
特技: フェンシング、乗馬
趣味: お茶、バラの栽培

ジョルジュは、ネオフランスの名門サンド家の若き当主であり、騎士道を重んじる貴公子です。特徴的な長髪と洗練された容姿を持ち、淑女を尊ぶ貴族的な物腰が印象的です。初登場は第4話「いざ勝負! 真紅のバラの貴公子」で、その華麗な立ち振る舞いから視聴者の目を奪いました。

プライドが高く、人を見下すような言動をすることもありますが、それは彼の騎士道精神の表れであり、悪気はありません。故郷ネオフランスを心から愛しており、国家への忠誠心も非常に強いです。また、戦いとなると普段の冷静さとは異なり、騎士としての意地や美学を貫く熱い一面を見せます。ガンダムローズのコクピットにシャンパンを隠しているなど、お茶目な一面も持ち合わせています。気さくで楽観的なチボデー・クロケットとは少々そりが合わないものの、内心では互いを認め合っているようです。

劇中での活躍

物語序盤、ジョルジュはマリアルイゼ王女の前で御前試合を行う予定でしたが、ドモン・カッシュの乱入によって試合が中断されます。ドモンの無礼な態度に怒りを覚えたジョルジュは一度は対戦を拒否しますが、マリアルイゼの懇願により、ドモンとの対戦を余儀なくされます。序盤こそローゼスビットで優位に立つものの、ドモンの必殺技によって形勢は逆転。しかし、その戦いの最中、エッフェル塔が崩壊し始め、マリアルイゼとレインが巻き込まれます。ジョルジュは試合を放棄し、ガンダムローズで二人を救出します。この行動を通して、ジョルジュの騎士道精神に感銘を受けたドモンは、対戦を中止し、試合は引き分けに終わります。

その後、ジョルジュはネオイングランド代表のジェントル・チャップマンとの戦いで重傷を負いますが、怪我を押してジョンブルガンダムに似せたモビルスーツを撃破します。新宿では東方不敗の罠によりDG細胞に感染してしまいますが、ジャック・イン・ダイヤに助けられ、シャッフル同盟の一員となります。

DG細胞の一件で、過去のトラウマが蘇り、一時的に理性を失ったようなファイトを行う時期もありました。しかし、執事レイモンドの協力と、トラウマの原因であるミラボーとの再戦を経て、過去を克服します。その後、レイモンドを再び執事として雇い、再び共に戦う道を選びます。決勝大会では、ジェスターガンダムに敗れることもありましたが、着実に勝ち星を重ねていきます。ジェントル・チャップマンとの再戦では、ミケロの策略でピンチに陥りますが、仲間たちの助けを得て辛くも勝利を収めます。ドモンとの再戦では、国の意向で戦えませんでしたが、全てを捨ててドモンに決闘を挑みます。

最終決戦のランタオ島では、チボデーのガンダムマックスターと交戦していましたが、デビルガンダムの出現でドモンと合流します。グランドガンダムとの戦いでは、自らが囮となり、マックスターの攻撃を成功させるという活躍を見せました。その後はネオジャパンコロニー内部での死闘にも参加し、勝利に貢献しています。

ガンダムファイト歴

ジョルジュは、サバイバルイレブン、決勝大会、ランタオ島の最終バトルロイヤルなど、様々な場面でガンダムファイトに参加しました。

サバイバルイレブン
シャイニングガンダム
ジョンブルガンダム
ガンダムマグナート
ミラージュガンダム
決勝大会
ネーデルガンダム
ジェスターガンダム
ジョンブルガンダム
ゴッドガンダム
ガンダムシュピーゲル
バトルロイヤル
ガンダムマックスターと交戦後、グランドガンダムと相討ちになり失格

周辺の人物

ジョルジュの傍には、執事のレイモンド・ビショップと、ネオフランス王女のマリアルイゼがいます。

レイモンド・ビショップ: ジョルジュが幼い頃から仕える執事であり、剣の手ほどきをした人物でもあります。彼はバトラーベンスンマムというモビルスーツに搭乗して、ジョルジュの危機を救うこともありました。
マリアルイゼ: ネオフランスの王女であり、ジョルジュとは互いに惹かれ合っています。彼女は、ジョルジュが戦う理由の一つでもあります。

主な搭乗機

GF13-009NF ガンダムローズ

テーマソング

「薔薇の憂鬱」
作詞 - 安藤芳彦、作曲・編曲 - 工藤隆、歌 - 山崎たくみ

その他

ジョルジュは、上品さを体現したキャラクターとして、総監督の今川泰宏氏にも高く評価されています。また、CDドラマでは意外な一面を見せることもありました。

ジョルジュ・ド・サンド