ジョン・ハワード (格闘家)

ジョン・ハワード（John Howard）

ジョン・ハワードは、1983年3月1日にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで生まれた男性総合格闘家です。彼はWai Kru MMAに所属し、総合格闘技界での様々な戦績を誇ります。特にROC（Ring of Combat）のウェルター級王者に輝いた実績を持ち、現在も注目される選手の一人です。

来歴

ハワードは2004年に格闘技のキャリアをスタートし、同年の10月2日に行われたプロデビュー戦で3-0による判定勝ちを収め、彼の将来への期待が高まりました。彼は次第に頭角を現し、2007年11月30日に開催されたRing of Combat 17ではダン・ミラーと対戦しましたが、残念ながら0-3の判定負けを喫しました。

2008年5月16日、IFL（International Fight League）への初参戦でニック・カランドリーノと対戦し、TKO勝ちを果たしました。この勝利は、ハワードの名を広めるきっかけとなりました。

UFCキャリア

ハワードのキャリアが本格化したのは、UFC（Ultimate Fighting Championship）への参戦からです。2009年1月31日、彼はUFC 94でクリス・ウィルソンと対戦し、2-1の判定勝ちを収めてUFCデビューを果たしました。続く8月8日にはUFC 101でタムダン・マクローリーとの試合でも同様に2-1の判定勝ちを収め、着実に勝利を重ねていきます。

その後、2009年12月5日にはThe Ultimate Fighter: Heavyweights Finaleでデニス・ホールマンと対戦し、KO勝ちを収め、彼のUFC4連勝という素晴らしい記録を打ち立てます。2010年には、UFC on Versus: Vera vs. Jonesでダニエル・ロバーツとの対戦でパウンドにより失神KO勝ちを収め、さらなる注目を集めました。

しかし、同年8月1日のUFC Live: Jones vs. Matyushenkoでは、対戦相手のジェイク・エレンバーガー戦で左眼の負傷によりドクターストップとなり、TKO負けとなりました。この試合でUFC5戦目にして初めての黒星を喫しました。その後の12月11日にはUFC 124でチアゴ・アウベスに0-3の判定負けを喫し、苦しい状況が続きます。

戦績

ジョン・ハワードは幅広い試合経験を有しており、幾つかのタイトルを獲得しています。具体的には、2006年にCombat Zoneウェルター級王座、2008年には初代ROCウェルター級王座、さらに2012年にはCES MMAミドル級王座を獲得しています。彼の戦績は、格闘技界での地位を確立するための大きな助けとなっています。

また、UFCでの実績としては、ファイト・オブ・ザ・ナイトやノックアウト・オブ・ザ・ナイトをそれぞれ1回受賞しており、彼の試合がファンに与える衝撃の大きさを示しています。

まとめ

ジョン・ハワードという格闘家は、数々の挑戦と成功を経てきた選手です。彼の戦歴や受賞歴は、今後のキャリアにも影響を与えることでしょう。そして、彼の試合は常にファンを楽しませるものであり、これからも目が離せない存在であり続けています。

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