スバル興業

スバル興業株式会社

スバル興業株式会社は、東京都千代田区に本社を置く、阪急阪神東宝グループに属する日本の企業です。自動車メーカーのSUBARUとは資本関係はありません。

概要

レジャー事業として飲食事業とマリーナ事業（東京夢の島マリーナ及び浦安マリーナの運営）、道路関連事業（高速道路の工事・舗装・保全など）、不動産事業（吉祥寺スバルビルその他の賃貸借）を主業務としています。

創業当初は映画の興行を主業務としており、創業の起源である有楽町スバル座は長らく同社唯一の映画館として経営されていましたが、2019年10月20日に閉館し、映画興行事業から撤退しました。

沿革

1946年2月9日 - 東京都麹町区内幸町に設立。
1946年11月 - 本店を東京都京橋区銀座に移転。
1949年5月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所に上場。
1950年2月 - 本店を東京都千代田区有楽町に移転。
1956年12月 - 吉祥寺スバル座開館。
1961年4月 - 外食産業に進出。
1963年12月 - 首都高速道路回数通行券販売業務を開始。
1964年6月 - 道路の維持管理業務に進出。
1966年4月 - 有楽町ビル内に本社を移転。有楽町スバル座が開館。
1970年5月 - 阪神高速道路回数通行券販売業務を開始。
1985年7月 - 東京証券取引所・大阪証券取引所第1部に指定替え。
2008年6月 - 総会屋が同社に出版物の買取を要求したとして逮捕。
2013年7月 - 100%子会社の株式会社太陽道路・株式会社道路テックを吸収合併。
2015年7月 - 直接の親会社であった東宝不動産株式会社が、当社株式を東宝株式会社へ現物配当し、直接の親会社が交代。
2019年10月20日 - 有楽町スバル座が閉館。映画興行事業を終了。
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からスタンダード市場へ移行。
2023年10月 - 本店を東京都千代田区有楽町に移転。
2023年12月 - 太陽光発電設備の設置工事を主力事業とする株式会社テス東北の全株式を取得し、連結子会社化。

株主優待

かつては株主優待として、有楽町スバル座の映画鑑賞券が提供されていました。2011年6月30日には株主優待券綴を廃止し、株主名が記載されたリライトカード方式の鑑賞カードが導入されました。これにより、転売が困難になり、株主本人による利用が徹底されました。有楽町スバル座の閉館後は、「TOHOシネマズ ギフトカード」の贈呈に変更されました。

関連項目

* 藤村俊二 - 俳優。父親がスバル興業の社長を務めていた。

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