セス・スミス

ギャリー・セス・スミス

ギャリー・セス・スミス（Garry Seth Smith, 1982年9月30日 - ）は、アメリカ合衆国ミシシッピ州ジャクソン出身のプロ野球選手（外野手）。左投左打。現在はフリーエージェント（FA）。

経歴

プロ入り前

ミシシッピ大学時代はアメリカンフットボール選手としても活躍。イーライ・マニングの控えQBを務めた経歴を持つ。また、2003年のサントドミンゴパンアメリカン競技大会では、野球アメリカ合衆国代表に選出された。

コロラド・ロッキーズ時代

2004年のMLBドラフト2巡目（全体50位）でコロラド・ロッキーズから指名を受けプロ入り。2007年9月16日にメジャーデビューを果たし、同年チームはワールドシリーズに進出。スミス自身も出場機会を得て貴重な経験を積んだ。

2008年5月25日のニューヨーク・メッツ戦でメジャー初本塁打を記録。この年は外野の控えとして67試合に出場。

2009年には133試合に出場し、規定打席には届かなかったものの、打率.293、15本塁打を記録。9月第1週にはプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞した。

2010年も前年同様133試合に出場したが、打率は.246と自己最低に終わった。

2011年には右翼手のレギュラーに定着し、自己最多となる147試合に出場。打率.284、15本塁打を記録した。

オークランド・アスレチックス時代

2012年1月16日にトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍。主にジョニー・ゴームスとの併用で起用され、対左投手に対して高いOPSを記録するなど、チームの地区優勝に貢献した。

サンディエゴ・パドレス時代

2013年12月3日にトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍。2014年にはパドレスと複数年契約を結んだ。この年は136試合に出場し、打率.266、12本塁打、48打点を記録。

シアトル・マリナーズ時代

2014年12月30日にトレードでシアトル・マリナーズへ移籍。2015年は主に左翼手、右翼手として136試合に出場。打率は低下したものの、長打力は健在で、この年通算1000試合出場を達成した。守備では右翼手としての適性を示し、堅実なプレーを見せた。

2016年も同様の起用で137試合に出場。打率.249、16本塁打、63打点という成績を残し、通算100本塁打を達成。守備では右翼手で安定したプレーを見せた。

ボルチモア・オリオールズ時代

2017年1月6日にトレードでボルチモア・オリオールズへ移籍。111試合に出場し、打率.258、13本塁打の成績を残し、オフにFAとなった。

プレースタイル

右投手を得意とする一方、左投手を苦手とする傾向がある。また、本拠地クアーズ・フィールドでのOPSが高い。

詳細情報

年度別打撃成績(省略)

表彰

プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク：1回（2009年8月31日 - 9月6日）

背番号

12 （2007年、2014年、2017年）
25 （2008年）
7 （2009年 - 2011年、2015年 - 2016年）
15 （2012年 - 2013年）

代表歴

* 2003年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

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