タイラー・コリンズ

タイラー・ジェームズ・コリンズ（Tyler James Collins）

タイラー・ジェームズ・コリンズは、1990年6月6日生まれ、アメリカ合衆国テキサス州ラボック出身のプロ野球選手（外野手）です。左投左打で、現在はカンザスシティ・ロイヤルズ傘下に所属しています。

プロ入りとタイガース時代

2011年のMLBドラフトで、デトロイト・タイガースから6巡目（全体197位）で指名を受け、プロ入りを果たしました。

2011年: ルーキー級とA-級でプレーし、A-級では42試合に出場、打率.313、8本塁打、31打点、6盗塁と好成績を残しました。
2011年オフ: オーストラリアン・ベースボールリーグ（ABL）に参加し、シドニー・ブルーソックスに所属。43試合に出場し、打率.298、3本塁打、22打点、5盗塁を記録。ABLオールスターゲームではMVPを受賞しました。
2012年: A+級レイクランド・フライングタイガースでプレーし、126試合に出場、打率.290、7本塁打、66打点、20盗塁の成績でした。
2013年: AA級エリー・シーウルブズに昇格し、129試合に出場。打率.240、21本塁打、79打点、4盗塁を記録しました。
2014年: タイガースとメジャー契約を結び、開幕ロースター入りを果たしました。3月31日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー。この年は18試合に出場し、打率.250、1本塁打、4打点を記録しました。メジャー1年目から、外野の全ポジションを守るなど、ユーティリティ性を見せました。
2015年: 出場機会が増加し、60試合に出場。打率.266、4本塁打、25打点、2盗塁を記録しました。守備では左翼手を中心に、右翼手、指名打者としても出場しました。
2016年: 56試合に出場し、打率.235、4本塁打、15打点、1盗塁と前年を下回る成績でした。守備では中堅手としての出場が最も多くなりました。
2017年: DFAとなり、AAA級トレド・マッドヘンズへ配属されましたが、9月に再びメジャー契約を結びました。この年は49試合に出場し、打率.193、5本塁打、14打点でした。オフにFAとなりました。

ロイヤルズ傘下時代

2018年1月17日にロイヤルズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加しました。

プレースタイル

タイラー・コリンズは、左打ちの外野手として、パンチ力のある打撃と、内外野の複数ポジションをこなせるユーティリティ性が持ち味です。特に、メジャーデビューから外野の全ポジションを守った経験は、チームにとって貴重な存在と言えるでしょう。また、オーストラリアン・ベースボールリーグでのMVP受賞経験も、彼の潜在能力の高さを物語っています。

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