デビュー/MANHATTAN JOKE

河合奈保子の「デビュー／MANHATTAN JOKE」

河合奈保子が1985年6月12日にリリースしたシングル「デビュー／MANHATTAN JOKE」は、彼女の21枚目の作品であり、初の両A面シングルとなりました。このシングルは、彼女の楽曲として初めてオリコン週間1位を獲得したもので、今もなお特別な存在です。

シングルの特長

「デビュー〜Fly Me To Love」は、作曲に林哲司が参加した初めてのシングルで、歌詞は売野雅勇によって書かれました。これにより、河合奈保子の音楽キャリアに新たな一歩が刻まれました。1985年末には「第27回日本レコード大賞」で金賞を受賞し、その人気を証明しました。また、同曲は「第36回NHK紅白歌合戦」にも出演し、その際には思わぬハプニングがありました。

一方、もう一方のA面曲「MANHATTAN JOKE」は、東宝洋画系アニメーション映画「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」の主題歌として使用されました。この楽曲では、秋元康が歌詞を手掛け、大野雄二が作曲と編曲を担当しています。アニメ映画のテーマにぴったり合ったこの曲は、多くのファンに愛され続けています。

ジャケットと収録曲

このシングルのジャケット写真は、モルディブ諸島の美しいランナリ島で撮影され、シングルの雰囲気を一層引き立てています。収録されている曲は次の通りです。
1. デビュー〜Fly Me To Love
- 作詞：売野雅勇
- 作曲：林哲司
- 編曲：鷺巣詩郎
2. MANHATTAN JOKE
- 作詞：秋元康
- 作曲・編曲：大野雄二

このシングルは、後に河合奈保子の全楽曲を収録したベスト・アルバム『河合奈保子・しんぐるこれくしょん』（2006年）にも収められ、彼女の音楽史における重要な位置を占めています。

まとめ

「デビュー／MANHATTAN JOKE」は、河合奈保子にとって特別な意味を持つシングルであり、彼女のキャリアにおける重要な作品であることが分かります。シングルの内容や背景、そしてハプニングについて知ることで、彼女の音楽の深さや魅力に触れることができるでしょう。

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