デライノ・デシールズ・ジュニア

デライノ・ディアーブ・デシールズ・ジュニア

デライノ・ディアーブ・デシールズ・ジュニア（Delino Diaab DeShields Jr., 1992年8月16日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州カレッジパーク出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。現在はフリーエージェント。

愛称はポッパ。父はメジャー通算463盗塁のデライノ・デシールズであり、妹はWNBA選手のダイヤモンド・デシールズというスポーツ一家で育った。

経歴

プロ入り前

高校時代はアメリカンフットボールのランニングバックとしても注目を集める存在だった。

プロ入りとアストロズ傘下時代

2010年のMLBドラフト1巡目（全体8位）でヒューストン・アストロズから指名され、契約金215万ドルで入団。
2011年に中堅手から父と同じ二塁手へ転向。A級レキシントン・レジェンズでプレーしたが、打率.220と打撃は振るわず。
2012年は打撃が改善されて出塁が増え、A級レキシントンで83盗塁、A+級ランカスター・ジェットホークスで18盗塁、合計101盗塁を記録。これはビリー・ハミルトンの155盗塁に次いでマイナー2位の数字であった。

レンジャーズ時代

2014年11月にルール・ファイブ・ドラフトでテキサス・レンジャーズへ移籍。
2015年4月8日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー。ダン・オテロから内野安打を放ちメジャー初安打を記録。以後、中堅手のレギュラーポジションを獲得し、121試合に出場。打率.261、2本塁打、37打点、25盗塁を記録し、アメリカンリーグ5位タイの盗塁数を記録。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票ではア・リーグ7位にランクイン。

2016年はレギュラーの座は手中に出来ず、控えとして74試合に出場。打率.209、4本塁打、13打点、8盗塁という成績だった。

インディアンス時代

2019年12月15日にコーリー・クルーバーとのトレードで、エマヌエル・クラセと共にクリーブランド・インディアンスへ移籍。
2020年オフにノンテンダーFAとなった。

レンジャーズ傘下時代

2021年2月1日に古巣のレンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。

レッドソックス傘下時代

2021年8月5日に金銭とのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍。傘下のAAA級ウースター・レッドソックスへ送られた。

レッズ時代

2021年8月31日にウェイバー公示を経て父デライノがコーチを務めるシンシナティ・レッズへ移籍し、翌日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り。オフにマイナー契約となり、自由契約となった。

ブレーブス傘下時代

2022年3月18日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結ぶが、4月3日に自由契約。4月8日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格の機会はなく、FAとなった。

マリナーズ傘下時代

2023年3月18日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだが、AAA級タコマ・レイニアーズで12試合に出場して打率.222、本塁打0、2打点という成績に終わり、自由契約となった。

独立リーグ時代

2023年5月7日にアメリカン・アソシエーションのクリーバーン・レイルローダーズと契約。6月28日に自由契約となった。

プレースタイル

俊足巧打の外野手として知られ、内野の守備もこなすユーティリティ性も持つ。積極的な走塁が持ち味で、得点圏打率も高い。

詳細情報

年度別打撃成績

(省略)

年度別守備成績

(省略)

表彰

ルーキー・オブ・ザ・マンス：1回 （2015年5月）

背番号

7（2015年）
3（2016年 - 2019年）
0（2020年）
26（2021年）

脚注

(省略)

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 D
親子のメジャーリーグベースボール選手一覧

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB
Delino DeShields stats MiLB.com
Delino DeShields (@LinoDeShields) - X（旧Twitter）
* Delino DeShields (@linodeshields) - Instagram

もう一度検索