トップシークレット (企業)

株式会社トップシークレット

株式会社トップシークレットは、千葉県千葉市に本社を構える自動車整備会社です。チューニングカーショップとして知られ、特に最高速チューニングにおいて高い技術力を持っています。

概要

同社は、かつて代表である永田和彦氏が首都高速道路湾岸線などで高速走行を行うための車両を自主制作していたことに端を発します。現在は、車両の改造だけでなく、モータースポーツへの参戦にも力を入れています。2004年には、全日本プロドリフト選手権（D1グランプリ）でシリーズチャンピオンを獲得するなどの実績を上げています。また、2006年には、同社が製作したフェアレディZが、ハリウッド映画『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』で使用され、その名を知らしめました。

主な活動

D1グランプリ

トップシークレットは、D1グランプリに長年にわたり参戦し、数々の好成績を収めています。

2002年：シリーズ総合28位（第2戦エビスから参戦）
2003年：シリーズ総合13位
2004年：シリーズ総合1位
2005年：シリーズ総合16位
2006年：シリーズ総合15位
2007年：シリーズ総合6位（第6戦終了時点）

その他

D1グランプリ以外にも、様々なモータースポーツイベントや記録挑戦に参加しています。

2004年：日産マーチカップシリーズチャンピオンカップ優勝
2005年：V35GT-Rがドイツのアウトバーンで341km/hを記録
2013年：日産・GT-Rがイタリアのナルド・サーキットで377.246km/hを記録

主なデモカー

トップシークレットは、数々のデモカーを製作し、その技術力をアピールしています。

GT300スープラ：3S-GTEエンジン換装、ワイドフェンダー。ニュージーランド最高速アタックのために製作。
0-300km/hスープラ（ゴールド）：RB26DETT+GT3037Sツインターボエンジン換装。0-300km/hアタック2WD部門でトップタイムを保持。
0-400mスープラ：RB26DETTエンジン換装。
V35GT-R FUSION RX-1：VK45DEエンジン換装&ツインターボ&トランスアスクル。アウトバーンにて341km/hを記録。
FUSION RX-1 - SUPER G-FORCE Z(Z33)：VQ30DEエンジン換装&ターボ化。
D1-SPEC S15：2004年D1グランプリシリーズチャンピオン車両。
TS8012V・nardo(V12スープラ)：センチュリーのV型12気筒エンジン(1GZ)を搭載。イタリアのナルド・サーキットで400km/hオーバーを目指した。
TOP SECRET with Prestage GEMBALLA PORSCHE：ゲンバラ・GT500をベースにしたチューンドコンプリートカー。エアロはトップシークレット、エンジンや足回りはプレステージが担当。
TOP SECRET SUPER GTR 1200(日産・GT-R)：イタリアのナルド・サーキットにて377.246km/hを記録。

近年では、ハイブリッドカーのチューニングにも着手しており、ホンダ・インサイトにナイトラス・オキサイド・システムを搭載するなどの試みも行っています。

関連項目

ストリームZ GT Jr.

映像作品への露出

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT
ハイブリッド・バトル

外部リンク

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