ネオパークオキナワ

ネオパークオキナワ

ネオパークオキナワは、沖縄県名護市にある名護市立の動植物公園です。1992年12月1日に開園し、指定管理者制度により、現在は名護自然動植物公園株式会社が管理・運営を行っています。

特徴

園内には広大なフライングケージがあり、様々な鳥類が放し飼い状態で飼育されています。亜熱帯の気候の中、鳥たちが自由に飛び回る姿は、訪れる人々を魅了します。また、1998年にはヤンバルクイナの人工孵化に世界で初めて成功し、その保護活動にも力を入れています。環境省の保護増殖事業における飼育下繁殖施設にも指定されており、希少な動物たちの保護に貢献しています。

沿革

1992年：開園
1993年：国内で初めてオニオオハシの繁殖（自然繁殖）に成功
1994年：国内で初めてカンムリオオツリスドリの繁殖（自然繁殖）に成功
2005年：園内の沖縄軽便鉄道が運行開始
2006年：国内で初めてアオコブホウカンチョウの繁殖（人工繁殖）に成功
2009年：飼育下最高齢のヤンバルクイナ（愛称リュウ）が死去

概要

開園時間：9時～17時30分（入園は17時まで）
開園日：年中無休
入場料金：
大人（中学生以上）：1300円
4歳～小学生：700円

施設

メインハウス：
トートの湖：広さ6,600㎡のフライングケージ内には、フラミンゴやアフリカクロトキ、ホオジロカンムリヅルなどが放し飼いにされています。
アマゾンのジャングル：色鮮やかなショウジョウトキやベニヘラサギなどが飛び交う姿を見ることができます。
オセアニアの花・鳥：園路を歩いていると、パルマワラビーが目の前を横切ることもあります。
アフリカのサバンナ：
ふれあい広場：
マダガスカルの入り江：
マダガスカルの丘：
パーラーバオバブ：
ソテツ林：
国際種保存研究センター：国内外の希少な動物種を展示。池には、世界最大級の淡水魚ピラルクーが飼育されており、餌やり体験も可能です。
沖縄軽便鉄道：園内を一周する鉄道。大正期の沖縄県営鉄道（軽便鉄道）を再現しており、運転士が動植物の解説をしながら運行します。機関車はドイツ製のB1型タンク機関車と国鉄D51形[[蒸気機関車]]をモデルにした電気機関車です。発着所は「名護駅」と名付けられており、鉄道に関する展示も併設されています。

動物

園内では、約105種2,000点の動物たちが飼育されています。

主な動物は以下の通りです。

ヤンバルクイナ（国内の動物園では唯一飼育）
ヨーロッパフラミンゴ
オニオオハシ
アオコブホウカンチョウ（国内の動物園では唯一飼育）
カブトホロホロチョウ（国内の動物園では唯一飼育）
アフリカトキコウ（国内の動物園では唯一飼育）
カピバラ
ワオキツネザル
フタユビナマケモノ
クビワペッカリー
オリイオオコウモリ
リュウキュウヤマガメ


また、日本動物園水族館協会が定める繁殖賞を受賞した動物種は以下の通りです。

ヤンバルクイナ
アオコブホウカンチョウ（人工繁殖）
アフリカクロトキ
アフリカトキコウ
クビワコガモ
ベニヘラサギ
シロガシラトサカゲリ
オニオオハシ
カンムリオオツリスドリ
クロエリサケビドリ
アカビタイキツネザル

アクセス

車：約500台分の駐車場があります。
路線バス：
那覇空港から111番・高速バスで約1時間30分、名護バスターミナルから徒歩約40分。
名護バスターミナルから67番辺土名線、73番川田線、72番屋我地線、または66番本部半島（今帰仁）線に乗車し、伊差川バス停で下車、徒歩約20分。

脚注

関連項目

名護市

外部リンク

ネオパークオキナワ - 公式サイト
ネオパークオキナワ【公式】 (@neopark754) - X（旧Twitter）
NEOPARK OKINAWA（ネオパークオキナワ）【公式】 (@neoparkokinawa) - Instagram
ネオパークオキナワ (neopark754) - Facebook
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