ハビアー・ロペス

ハビアー・アルフォンソ・ロペス・ウエルタ



ハビアー・アルフォンソ・ロペス・ウエルタ（Javier Alfonso López Huerta）は、1977年7月11日にプエルトリコのサンフアンで誕生した元プロ野球選手で、左投左打のピッチャーです。彼はメジャーリーグベースボール（MLB）でのキャリアを通じて800試合を超える登板数を記録し、4度のワールドシリーズ優勝を成し遂げた実績を誇る選手です。

経歴


ロペスは1998年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスからMLBドラフト4巡目（全体133位）で指名を受け、プロとしてのキャリアを開始しました。2002年にはボストン・レッドソックスに移籍し、さらに2003年にはコロラド・ロッキーズにトレードされました。ロペスは、2003年4月1日、シーズン開幕戦でメジャーデビューを果たし、初登板で無失点の好投を披露。その年、彼はルーキーとして75試合に登板し、チームの中でブライアン・フエンテスと並ぶ登板数を記録しました。

しかし、その後のシーズンでは課題が明らかになりました。2004年の登板数は64試合でしたが、四球数が増加し、防御率は前年の2倍以上に悪化しました。2005年にロッキーズで3試合の登板にとどまり、古巣のダイヤモンドバックスに戻るも、防御率は11.02という厳しい成績を残し、フリーエージェントに。2006年にシカゴ・ホワイトソックスと契約するも、試合には登板せず、再びレッドソックスに移籍し27試合に登板、防御率2.70で復活を遂げました。

2009年には第2回ワールド・ベースボール・クラシックのプエルトリコ代表に選出され、2010年7月にはサンフランシスコ・ジャイアンツにトレードされました。2011年には2年総額850万ドルで契約を延長し、その後もジャイアンツでプレーを続け、2013年には再契約を果たします。2016年には契約最終年を迎え、再びフリーエージェントとなりました。彼は2017年2月8日に現役引退を発表し、通算839試合の登板数が歴代41位という記録を残しました。

投球スタイル


ロペスの投球スタイルは、2002年にサイドスローに変更されたことが大きな特徴です。このスタイル変更により、被本塁打率を抑え、特に2004年にはクアーズ・フィールドを本拠地としながらも、40回以上投げて被本塁打を1本に抑える好成績を残しました。また、左打者に対して特に強く、通算の被打率は.202という数字を記録しています。

詳細情報


背番号


  • - 45（2003年 - 2005年）
  • - 39（2005年途中 - 同年終了）
  • - 48（2006年 - 2010年途中）
  • - 49（2010年途中 - 2016年）

関連項目



外部リンク


選手の通算成績と情報：

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