ハムスター (ゲーム会社)

株式会社ハムスター

株式会社ハムスター（HAMSTER Corporation）は、日本を拠点としたゲーム開発・販売企業です。コンピュータエンターテインメント協会の正会員でもあるこの会社は、主にコンシューマーゲームに焦点をあてています。

会社名の由来

ハムスターという社名は、創業メンバーの名字の一部、すなわち濱田の「ハ」、武藤の「ム」、鈴木の「ス」から由来しています。4人の名前の頭文字が集まって、ユニークな企業名が生まれました。

設立の経緯

この会社は、東芝EMI株式会社がゲーム事業から撤退した際に、そのゲーム部門のメンバーによって1999年11月に設立されました。これにより、旧東芝EMIのゲーム作品の権利を引き継ぐことができました。現在、ハムスターは家庭用ハード版を含む新作ゲームの販売のほか、旧作ゲームのライセンス提供を受けた販売も行っています。特に2000年代後半以降は、昔のゲームをデジタル配信することに注力しています。

事業内容

ハムスターは新作ゲームの発売のほか、他社製ゲームの販売権を取得し、ライセンスを提供してもらったゲームの販売も手がけています。特に有名な「ザ・コンビニ」シリーズの家庭用ハード版など、多くのタイトルを展開しています。最近では、ダウンロード販売サービスへの旧作ゲーム供給が中心となってきており、消費者にとってもアクセスしやすい形で提供されています。

沿革

設立から2000年代

• - 1999年11月: 東京都世田谷区に設立、資本金10百万円。
• - 2000年4月: PlayStation用ソフトの販売を開始。
• - 2003年4月: PlayStation 2用ソフトの販売開始。

2000年代中盤から後半

• - 2006年3月: Xbox 360用ソフトを販売。
• - 2006年12月: Wii版バーチャルコンソールの配信を開始。
• - 2010年: PlayStation Portable用ソフトの販売。
• - 2011年: ニンテンドー3DS用ソフトの販売を開始。

2015年以降

• - 2016年: UPLのタイトルの権利を取得。
• - 2017年: NMKのタイトルの権利を取得。
• - 2023年: アルュメとアテナのタイトル権を取得。

ゲーム作品

ハムスターは数多くの有名なゲームソフトをリリースしています。PlayStation、PlayStation 2、Wiiなど、幅広いプラットフォームでゲームを展開しています。特に人気が高いのは「ザ・コンビニ」シリーズで、これはシリーズとして複数のナンバリングタイトルが存在します。また、アーケードアーカイブスやアケアカNEOGEOシリーズなど、レトロゲームの復刻にも力を入れています。

ライセンサー・譲渡元

ハムスターは複数のパートナーシップを結び、日本一ソフトウェアやジャレコなどからゲームの権利を取得しており、さまざまなタイトルの販売に取り組んでいます。これにより、過去の名作を現代の市場に再投入することが可能となり、ゲームファンに新たな楽しみを提供しています。

おわりに

ハムスターは、日本のゲーム業界において確固たる地位を築いており、これからも多くの魅力的なコンテンツを提供し続けることでしょう。今後の展開にも注目です。

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