パパVS新しいパパ2

パパVS新しいパパ2

『パパVS新しいパパ2』（Daddy's Home 2）は、2017年に公開されたアメリカのコメディ映画であり、2015年の『パパVS新しいパパ』の続編です。ショーン・アンダースが監督を務め、ウィル・フェレルとマーク・ウォルバーグが主演を務めています。
日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなりました。

あらすじ

前作で和解したブラッドとダスティは、メーガンとディランの父親として共同で子育てをしていました。ダスティはカレンと再婚し、彼女の連れ子であるアドリアナの継父にもなります。ある日、メーガンの学習発表会で、メーガンが「2つの家を行き来する生活に疲れた」と発言したことをきっかけに、ブラッドとダスティは合同でクリスマスパーティーを開くことにします。

そんな中、ダスティの父親であるカートがクリスマスにやってくることになり、さらにブラッドの父親ドンも空港に現れます。カートは、父親が2人いるという状況を理解できず、ドンとは正反対の性格であるため、2人は反発し合います。

カートと子供たちの関係はぎこちなく、アドリアナはダスティに心を開こうとしません。サラはカレンと友人になろうとしますが、カレンが万引きするのを目撃してしまいます。人間関係が複雑にもつれ合い、クリスマス休暇は修羅場と化していきます。

キャスト

ブラッド・ウィテカー：ウィル・フェレル（岩崎ひろし）
ダスティ・メイロン：マーク・ウォルバーグ（花輪英司）
カート・メイロン：メル・ギブソン（菅生隆之）
ドン・ウィテカー：ジョン・リスゴー（樋浦勉）
サラ・ウィテカー：リンダ・カーデリーニ（よのひかり）
メーガン・メイロン：スカーレット・エステヴェス（佐藤美由希）
ディラン・メイロン：オーウェン・ウィルダー・ヴァッカロ（合田絵利）
カレン・メイロン：アレッサンドラ・アンブロジオ
* アドリアナ：ディディ・コスティン

製作

2016年4月に続編の製作が決定し、2017年1月にはメル・ギブソンとジョン・リスゴーの出演が発表されました。主要撮影は2017年3月20日にマサチューセッツ州で始まりました。

興行収入

全米3575館で公開され、公開初週末に2965万ドルを稼ぎ出しました。

評価

批評家からは酷評されており、Rotten Tomatoesでは批評家支持率19%、Metacriticでは加重平均値30/100となっています。
第38回ゴールデンラズベリー賞では、最低主演男優賞（ウォルバーグ）と最低助演男優賞（メル・ギブソン）にノミネートされ、後者が受賞しました。

『パパVS新しいパパ2』は、前作に引き続き、家族のあり方や親子の関係について考えさせられる作品でありながら、笑いも満載のコメディ映画です。豪華キャストの演技や、クリスマスを舞台にした騒動劇は、観る人を楽しませてくれるでしょう。

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