ピーアールエヌ

株式会社ピーアールエヌについて

株式会社ピーアールエヌは、かつて日本に存在した企業で、旧法人名は株式会社プロレスリング・ノアです。2016年10月31日までプロレスリング・ノアの運営を行っていました。2000年6月16日に設立され（登記上は7月7日）、2017年2月1日に破産申請を行いました。プロレス団体の運営と関連事業は、ノア・グローバルエンタテインメント株式会社に譲渡され、現在も同社によって継続されています。

歴史

2000年6月16日、全日本プロレスを離脱した選手とスタッフを中心に、株式会社プロレスリング・ノアが設立されました。初代代表取締役社長には、三沢光晴が就任。事務所と道場は、試合会場として利用していたディファ有明に構えられました。同年8月5日には、プロレス団体「プロレスリング・ノア」の旗揚げ戦がディファ有明で開催されました。

その後、所属選手の活躍や関連商品の販売、リングマット広告、ファンクラブ運営、テレビ放映権などの事業を展開し、規模を拡大。東京ドーム、日本武道館、有明コロシアム、そして地方各地での興行を成功させました。平成18年6月期には、売上高15億8400万円を記録するなど、事業は最盛期を迎えました。

しかし、2009年3月に日本テレビでの地上波放送が打ち切りとなり、6月には選手兼代表であった三沢光晴が、試合中の事故で急逝するという、プロレス界全体を揺るがすアクシデントが発生。7月6日には、田上明が2代目代表取締役社長に就任しました。その後、所属選手の退団や引退が相次ぎ、興行における集客が減少、経営状態は徐々に悪化していきました。

2016年11月1日、株式会社プロレスリング・ノアから株式会社ピーアールエヌへ商号変更。同時に、運営と関連事業はエストビー株式会社（現：株式会社CyberFight）に譲渡されました。そして2017年2月1日、東京地方裁判所から破産手続開始決定を受け、同年7月12日に法人格が消滅しました。

歴代役員

初代代表取締役社長
三沢光晴（2000年6月 - 2009年6月逝去）

取締役副社長
百田光雄

専務取締役
大八木賢一（日本テレビ）

常務取締役
永源遙（営業部長兼任）（2008年4月に取締役から昇格）

取締役
田上明
小橋健太
仲田龍（リングアナウンサー。渉外部長→統括本部長兼任）
百田義浩（2000年11月死去）
小川良成（2001年12月就任）

監査役
樋口寛治（GHC管理委員長兼任）

第2代代表取締役社長
田上明（2009年7月 - 2017年2月）

取締役副社長
小橋健太（2011年9月退任）
丸藤正道（2016年1月辞任）

常務取締役
早川久夫

取締役
三井政司
森嶋猛（2015年12月退社）
杉浦貴（2011年10月 - 2016年1月辞任）

相談役
百田光雄（2009年7月退社）
小川良成（2009年7月辞任）
永源遙（2012年3月一般職降格→2016年11月死去）

監査役
浅野隆司
樋口寛治（2010年11月死去）

ゼネラルマネージャー
* 仲田龍（2009年12月に相談役より配置転換→2012年3月一般職降格→2014年2月死去）

外部リンク

プロレスリング・ノア公式サイト

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