ファン・カルロス・サンチェス・ジュニア

ファン・カルロス・サンチェス・ジュニア

ファン・カルロス・サンチェス・ジュニア（Juan Carlos Sanchez Jr、1991年1月8日 - ）は、メキシコ合衆国シナロア州ロスモチス出身のプロボクサー。
元IBF世界スーパーフライ級王者。

経歴

プロデビューと初期のキャリア

2008年12月19日、サンチェスは故郷ロスモチスでプロデビュー。ラウル・ルイスを相手に2回TKO勝利を飾り、順調なスタートを切りました。しかし、2010年2月6日にはダニエル・ロサスとのCABOFEスーパーフライ級王座決定戦で2回TKO負けを喫し、プロ初黒星を経験します。

ファン・フランシスコ・エストラーダ戦

2011年5月14日、後の強豪ファン・フランシスコ・エストラーダと対戦。両者ダウンを奪い合う激戦を制し、8回判定で勝利。エストラーダにプロ初の黒星をつけ、その名を広めました。

IBF世界スーパーフライ級王座獲得

2012年2月11日、IBF世界スーパーフライ級王者ロドリゴ・ゲレロに挑戦。12回判定3-0で勝利し、念願の世界王座を獲得しました。スコアは119-109、116-112、115-113でした。

王座防衛

2012年5月19日、元IBF世界スーパーフライ級王者ファン・アルベルト・ロサスを迎え撃ち、初回にダウンを奪うなどして12回判定3-0で勝利。初防衛に成功しました。スコアは120-107、118-109が2者でした。

2012年9月22日には、元WBC世界ライトフライ級王者ロデル・マヨールと対戦。苦戦を強いられながらも、9回に猛攻を仕掛けKO勝利。2度目の防衛に成功しました。この試合の解説を務めたフリオ・セサール・チャベスも、サンチェスのKOを絶賛しました。

王座剥奪

2013年6月8日、アメリカデビュー戦となるラスベガスでのロベルト・ソーサとの指名試合。前日計量で体重超過となり、最終的にリミットでパスしたものの、試合当日にIBFのスーパーバイザーから最終計量の値が超過していたと発表され、王座を剥奪されました。試合はサンチェスが勝利したものの、王座は空位となりました。

バンタム級転向とその後

2013年9月21日、バンタム級に転向し、ダルウィン・サモラに7回TKO勝利を収めました。しかし、2013年11月30日にはIBF世界スーパーフライ級王者亀田大毅への指名挑戦権を賭けてゾラニ・テテと対戦し、10回KO負けを喫しました。

2015年以降はスーパーバンタム級に階級を上げ、試合を行っています。2015年3月14日にはルイス・メレンデスに判定勝利。2015年7月25日にはWBOインターナショナルスーパーバンタム級王座決定戦でセサール・フアレスに判定負けを喫し、王座獲得はなりませんでした。

獲得タイトル

IBF世界スーパーフライ級王座（防衛2＝剥奪）

関連項目

男子ボクサー一覧
国際ボクシング連盟(IBF)世界王者一覧

外部リンク

ファン・カルロス・サンチェス・ジュニアの戦績 - BoxRec（英語）

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