フォーエバー・フーリガンズ

フォーエバー・フーリガンズについて

フォーエバー・フーリガンズ（The Forever Hooligans）は、プロレス界で知られるロッキー・ロメロとアレックス・コズロフから結成されたタッグチームです。このチームは、新日本プロレスをメインの舞台として活動し、多くのファンを魅了しました。

チーム結成の経緯

ロッキー・ロメロは、ROH（リング・オブ・オナー）でデイビー・リチャーズと組んでいたNRC（No Remorse Corps）として、IWGPジュニアタッグ王座を保持していました。しかし、2012年5月3日に予定されていた防衛戦で、リチャーズが来日をキャンセルしたことで王座を剥奪されました。この出来事が新日本プロレスへの参戦を事実上終了させることとなり、ロメロは新たなパートナーを求めることになりました。

そのとき、ロメロはLA道場時代からの友人であるアレックス・コズロフと手を組むことを決断し、フォーエバー・フーリガンズが誕生しました。コズロフはロメロの旧知の仲であり、両者の連携は非常にスムーズでした。

IWGPジュニアタッグ王座への挑戦

フォーエバー・フーリガンズは結成後、早速戦場に挑みました。2012年7月22日には山形大会で、しびれるような戦いを経て獣神サンダー・ライガーとタイガーマスクの組にIWGPジュニアタッグ王座をかけて挑戦。見事勝利を収め、第33代王者となりました。これを皮切りに、TIME SPLITTERS（KUSHIDA、アレックス・シェリーの組）との激闘が始まり、タイトルマッチに何度も出場しました。

彼らは11月11日の大阪大会で王座を失ったものの、2013年5月3日の福岡大会で行われたタイトルマッチで勝利を収め、第35代王者に返り咲くなど、常にタイトル争いに絡んでいました。

ROHでの成功

2013年7月27日には、ROHに参加し、ボビー・フィッシュとカイル・オライリーの保持するROH世界タッグ王座に挑戦。これに勝利し、彼らは第37代王者に輝きました。このチームは、国内外で数多くのファンを獲得し、その実力を証明しました。

解散とその後

しかし、2015年1月9日、コズロフが自身の引退をTwitterで発表したことにより、フォーエバー・フーリガンズは解散の憂き目を迎えました。この解散は多くのファンにとって衝撃的な出来事であり、彼らの活躍がいかに影響力があったかを物語っています。

合体技

フォーエバー・フーリガンズは、数々の合体技を駆使し、試合を盛り上げました。

• - コントラクトキラー: コズロフがアルゼンチンバックブリーカーの体勢で相手を持ち上げ、ロメロがその相手の首または顔面に向かってスワンダイビング式ニードロップを放つ技。
• - ヘルズブルドーザー: コズロフがロメロを抱え上げ、コーナー付近にいる相手に向かって走り込み、ロメロが持ち上げられた状態で膝を相手へ叩き込む技。

タイトル歴

• - 新日本プロレス: IWGPジュニアタッグ王座（第33代、第35代）
• - ROH: ROH世界タッグ王座（第37代）

入場テーマ曲

フォーエバー・フーリガンズは、初期のころはRick Rossの「B.M.F. (Blowin' Money Fast)」を使用しており、その後、2013年6月頃から「Hooligans Never Say Die」をテーマ曲にしました。

フォーエバー・フーリガンズの存在は、プロレスリングの歴史において磨かれた技や絆の象徴として語り継がれています。

もう一度検索