TIME SPLITTERS

TIME SPLITTERS - KUSHIDAとアレックス・シェリーのタッグチーム

TIME SPLITTERSは、新日本プロレスで活動する人気タッグチームで、KUSHIDAとアレックス・シェリーから成ります。このコンビは、2012年に結成され、プロレス界に新しい風を吹き込んできました。

結成の経緯

TIME SPLITTERSは、2012年8月26日にアメリカのプロレス団体SWFでの試合をきっかけに結成されました。この時、アレックス・シェリーはAJカーシュとコンビを組み、IWGPジュニアタッグ王座を保持していたロッキー・ロメロとアレックス・コズロフとの対戦に臨みましたが、試合に敗れた直後、ロメロとコズロフに袋叩きにされてしまいます。そんなシェリーを救ったのがKUSHIDAでした。彼の助けを得たことがきっかけでタッグを結成し、「新しい時間軸を作る」という意味を込めてTIME SPLITTERSという名前を付けました。

活動の歴史

2012年

TIME SPLITTERSは、結成直後から数々の試合をこなし、2012年の10月8日には両国大会でロッキー・ロメロ、アレックス・コズロフ組のIWGPジュニアタッグ王座に挑戦しましたが、KUSHIDAがロメロにフォールされ奪取には至りませんでした。その後、11月2日に後楽園ホールで開催されたSUPER Jr. TAG TOURNAMENTに出場。決勝でApollo 55を下し優勝を果たし、続く11月11日の大阪大会ではフォーエバー・フーリガンズに挑戦し、I-94を決めてIWGPジュニアタッグ王座を手に入れました。

2013年

2013年2月10日、広島サンプラザホール大会でフォーエバー・フーリガンズに対するリターンマッチを制し、初めてのタイトル防衛に成功します。その後、3月3日に後楽園ホール大会で獣神サンダー・ライガーとタイガーマスク組を退け、再び防衛を果たしました。さらに、4月7日には両国国技館でApollo 55を下し、3度目の成功を収めます。しかし、5月3日に福岡で行われた大会でフォーエバー・フーリガンズに敗れ、王座から降りることになりました。

2014年

2014年1月4日、レッスルキングダム8でシェリーが新日本に復帰し、王者ヤング・バックス、フォーエバー・フーリガンズ、TAKAみちのく&タイチとのIWGPジュニアタッグ王座戦4WAYマッチに参加。デロリアンに乗って入場する姿は観客に強い印象を与えました。6月21日の大阪府立体育会館でヤング・バックスを下し、再び王座を獲得します。8月10日にはROHのReDRagonの挑戦を受け防衛に成功しましたが、同年11月8日に再度対戦し、4度目の防衛は失敗してしまいました。

2015年

2015年1月4日、レッスルキングダム9の第1試合では、IWGPジュニアタッグ選手権試合で王者ReDRagon、フォーエバー・フーリガンズ、ヤング・バックスとの対戦を果たしましたが、再び戴冠には至りませんでした。

合体技

TIME SPLITTERSは、数々の合体技も持っています。その一つが「I-94」。この技では、リングに背を向けた状態で相手をコーナーの最上段に座らせ、シェリーがスライス・ブレッドNo.2を放つ同時に、KUSHIDAがパワーボムとして技を決める形が特徴です。

もう一つは「OUT A TIME」。これは、シェリーがネックブリーカー・ドロップの体勢で対戦相手を確保し、KUSHIDAがムーンサルトプレスで攻撃する合体技です。

タイトル歴

TIME SPLITTERSは以下のタイトルを獲得しています。

• - SUPER Jr. TAG TOURNAMENT優勝（2012年）
• - 第68代IWGPジュニアヘビー級王者
• - 第34代および第38代IWGPジュニアタッグ王者
• - BEST OF THE SUPER Jr.優勝（2015年）

このように、TIME SPLITTERSは新日本プロレス界で数々の偉業を成し遂げ、高い評価と人気を誇るタッグチームとなりました。

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