フランシスコ・リベラ

フランシスコ・リベラ：激闘の軌跡

フランシスコ・リベラ（Francisco Rivera、1981年10月8日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ウィッティア出身の男性総合格闘家です。ユナイテッドMMAに所属し、その激しいファイトスタイルで観客を魅了しました。

サッカーから格闘技へ

リベラは、ブエナパーク高校からオレンジコースト大学までサッカー部に所属していました。しかし、足を骨折したことがきっかけでサッカーを引退。その後、総合格闘技の世界に足を踏み入れ、2008年にプロデビューを果たします。

WEC、そしてUFCへ

2010年11月11日、WEC 52でエリック・コクと対戦し、TKO負け。これがWECでの初出場となりました。その後、2011年6月4日にはUFCに初参戦。The Ultimate Fighter 13 Finaleでルーベン・デュランと対戦し、リアネイキドチョークで一本負けを喫し、1試合のみでUFCからリリースされるという苦い経験を味わいます。

UFC復帰、そして再び試練

2012年5月15日、リベラはUFCと再契約を果たし、UFC on Fuel TV 3でアレックス・ソトと対戦。判定勝ちを収め、UFCに復帰します。同年7月21日、UFC 149でローランド・デロームと対戦し、KO勝ちを収めますが、試合後の薬物検査で禁止薬物であるエフェドリンの陽性反応が検出され、90日間の出場停止処分を受け、試合結果もノーコンテストに変更されるという事態に見舞われます。

2014年5月24日、UFC 173でバンタム級ランキング6位の水垣偉弥と対戦し、判定負け。同年12月6日には、UFC 181でバンタム級ランキング3位のユライア・フェイバーと対戦し、一本負け。この試合後、リベラはフェイバーによる反則のサミングがあったと主張し、提訴しましたが、ネバダ州アスレチック・コミッションによって退けられました。

2015年9月5日、UFC 191でジョン・リネカーと対戦し、ギロチンチョークで一本負け。しかし、この試合はファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれました。2016年7月30日、UFC 201でエリック・ペレスと対戦し、判定負けを喫します。

USADAとの対立、そしてUFCからのリリース

米国アンチドーピング機関（USADA）が2016年7月23日に実施した競技外抜き打ち検査で、リベラからクレンブテロールの陽性反応が検出されます。リベラはメキシコ旅行で食べた肉が原因だと主張しましたが、USADAの調査により、検出されたクレンブテロールの量が、汚染された肉のレベルを超えるものと結論付けられました。リベラは仲裁に提訴しましたが、提出した証拠が改ざんされたものと判明し、4年間の出場停止処分が科せられ、UFCからリリースされることとなりました。

戦績と表彰

UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト（1回）

外部リンク

UFC 選手データ
MMAjunkie 選手データ
フランシスコ・リベラの戦績 - SHERDOG（英語）

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