ブライアン・ホラデイ

ジョン・ブライアン・ホラデイ（John Bryan Holaday, 1987年11月19日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身の元プロ野球選手（捕手）。右投右打。

プロ入りとタイガース時代

2010年のMLBドラフト6巡目（全体193位）でデトロイト・タイガースから指名され、プロ入り。2012年にメジャーデビューを果たしました。当初はAAA級でプレーしていましたが、同年6月にメジャー契約を結び、クリーブランド・インディアンス戦でデビュー。「9番・捕手」として先発出場し、4打数1安打を記録しました。この年は6試合に出場しました。

2013年もAAA級でのスタートとなりましたが、6月に再びメジャー昇格。16試合に出場し、打率.296、1本塁打、2打点という成績を残しました。

出場機会の増加と移籍

2014年には、正捕手であるアレックス・アビラの不調やビクター・マルティネスの指名打者専業化に伴い、出場機会が大幅に増加。62試合に出場し、打率.231、15打点を記録しました。

2015年はバックアップ捕手として24試合に出場。打率.281、2本塁打、13打点と打撃で貢献しました。守備では無失策を記録しましたが、DRSは-1でした。

2016年3月、トレードでテキサス・レンジャーズへ移籍。しかし、7月にはジョナサン・ルクロイの加入によりDFAとなりました。レンジャーズでは30試合に出場し、打率.238、2本塁打、13打点を記録。守備では27試合でマスクを被り、無失策、DRS+2、盗塁阻止率33%という成績を残しました。また、左翼手や投手としても出場する機会がありました。

レッドソックス、そして古巣へ

2016年8月、ウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍。14試合に出場しましたが、打率.212と調子は上がらず。守備では盗塁阻止率50%をマークしました。シーズン通算では、44試合に出場し、打率.231、2本塁打、14打点、盗塁阻止率38%という成績でした。オフにFAとなりました。

2016年12月、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結びましたが、2017年3月に自由契約。その後、古巣であるタイガースとマイナー契約を結びました。9月にはメジャー契約を結び、13試合に出場。打率.241、2打点を記録しました。オフにFAとなりました。

マーリンズ、オリオールズ、ダイヤモンドバックス

2017年11月、マイアミ・マーリンズとマイナー契約。2018年には開幕25人枠入りを果たし、61試合に出場しました。2019年もマーリンズでプレーし、43試合に出場して打率.278、4本塁打を記録しました。

2020年はボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、20試合に出場。

2021年はアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、AAA級でプレー後、7月にメジャー契約。しかし、8月に自由契約となりました。

2022年3月、自身のSNS上で現役引退を発表しました。

ホラデイは、複数の球団を渡り歩きながらも、堅実な守備と勝負強い打撃でチームに貢献しました。

プレースタイル

堅実なキャッチングと安定したスローイングによる高い守備力
広角に打ち分ける器用さと勝負強さを兼ね備えた打撃
* チームを鼓舞するリーダーシップ

年度別打撃成績

(省略)

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