ブランドン・ドルーリー

ブランドン・S・ドルーリー：ユーティリティプレイヤーのMLBジャーニー

ブランドン・S・ドルーリー（Brandon S. Drury, 1992年8月21日 - ）は、アメリカ合衆国オレゴン州出身のプロ野球選手。現在はシカゴ・ホワイトソックス傘下で内野手としてプレーしています。右投右打で、そのユーティリティ性から内外野をこなせる点が魅力です。

プロ入りからダイヤモンドバックス時代

2010年のMLBドラフトでアトランタ・ブレーブスから13巡目で指名を受けプロ入り。当初は遊撃手として育成されました。2013年にはトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。マイナーリーグで着実に成長を重ね、2015年にメジャーデビューを果たします。

2016年には、スプリングトレーニングでの活躍が認められ開幕ロースター入り。134試合に出場し、打率.282、16本塁打と大きく飛躍しました。2017年も135試合に出場し、打率.267、13本塁打と安定した成績を残しています。

ヤンキース、ブルージェイズ時代

2018年にはニューヨーク・ヤンキースへ移籍しますが、出場機会は限られました。同年途中にトロント・ブルージェイズへトレードされますが、怪我の影響もあり、思うような活躍はできませんでした。

2019年は120試合に出場し、15本塁打を放ちますが、2020年は不振に苦しみ、FAとなります。

メッツ、レッズ、パドレス時代

2021年はニューヨーク・メッツとマイナー契約。メジャー昇格後には2年ぶりの本塁打を放ちました。2022年にはシンシナティ・レッズ、サンディエゴ・パドレスと渡り歩き、2球団合計でキャリアハイとなる28本塁打、87打点を記録。シルバースラッガー賞を受賞しました。

エンゼルス時代

2022年12月にはロサンゼルス・エンゼルスと2年契約を結びました。2023年は故障に苦しみながらも125試合に出場、26本塁打、83打点を記録。しかし、2024年は怪我の影響もあり、出場機会が減少し、オフにFAとなりました。

ホワイトソックス傘下時代

2025年2月、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、再起を目指しています。AAA級シャーロット・ナイツに所属し、メジャー復帰を目指してプレーを続けています。

プレースタイル

ドルーリーは、内外野をこなせるユーティリティプレイヤーです。ブルージェイズ時代には捕手と中堅手、投手以外のポジションで出場した経験もあります。打撃では、長打力も兼ね備えており、チームに貢献できる選手です。

年度別打撃成績

(省略)

表彰

* シルバースラッガー賞（ユーティリティー）：1回（2022年）

ブランドン・ドルーリーは、様々なチームを渡り歩きながらも、そのユーティリティ性と打撃で存在感を示してきました。今後の活躍にも注目です。

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