ブレンダン・ハリス

ブレンダン・マイケル・ハリス

ブレンダン・マイケル・ハリス（Brendan Michael Harris, 1980年8月26日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州オールバニ出身の元プロ野球選手（内野手）。右投右打。

経歴

クイーンズベリーで幼少期を過ごし、ウィリアム・アンド・メアリー大学に進学。2001年のMLBドラフトでシカゴ・カブスから5巡目指名を受け、プロの道へ進みました。

2004年7月6日に念願のメジャーデビューを果たしますが、同年7月31日のトレード期限日にモントリオール・エクスポズへトレードされることに。この大型トレードは4チーム、8選手が関わるもので、シカゴ・カブスにはノマー・ガルシアパーラが加入しました。エクスポズでは20試合に出場し、50打席で打率.160、1本塁打という成績を残しました。

2005年、2006年は出場機会に恵まれず、ワシントン・ナショナルズで内野のユーティリティープレイヤーとしてプレー。2006年7月には、ゲイリー・マジュースキー、ビル・ブレイ、ダリル・トンプソン、ロイス・クレイトンとの交換トレードでシンシナティ・レッズへ移籍しました。

2007年1月2日、タンパベイ・デビルレイズへトレード。当初は内野の控えとして出場していましたが、正二塁手B.J.アップトンの守備難（後に中堅手へコンバート）や、ベン・ゾブリストの打撃不振によるマイナー降格などもあり、徐々に出場機会を増やしていきました。タイ・ウィギントンがシーズン途中に放出された後は、主に二塁手または遊撃手としてジョシュ・ウィルソンと併用され、チームに貢献。三塁手もこなしながら137試合に出場し、自身初の2桁本塁打となる12本塁打を記録しました。同年11月28日、マット・ガーザ、ジェイソン・バートレットらとのトレードで、デルモン・ヤングらと共にミネソタ・ツインズへ移籍。

2011年11月2日にFAとなり、2012年1月6日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約。同年11月3日にFAとなると、11月14日にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと再びマイナー契約を結びました。

2013年は3年ぶりにメジャーでプレー。しかし同年7月23日にFAとなり、7月26日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結ぶも、8月20日に放出。翌8月21日にはテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結びました。オフの11月5日にFAとなり、11月18日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を締結。

2014年4月にドジャースを解雇され、独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約。

2015年3月17日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結びますが、6月29日に解雇となりました。

2016年からは、ロサンゼルス・エンゼルスのスカウトとして活動しています。

プレースタイル

内野の複数のポジションをこなせるユーティリティープレイヤーとして、様々なチームで重宝されました。打撃では、2007年に12本塁打を記録するなど、パンチ力も持ち合わせていました。

MON（モントリオール・エクスポズ）は、2005年にWSH（ワシントン・ナショナルズ）に球団名を変更

もう一度検索