ベン・ライブリー

エドワード・ベネット・ライブリー（Edward Bennett Lively）は、1992年3月5日生まれ、アメリカ合衆国フロリダ州ペンサコーラ出身のプロ野球選手です。現在はMLBのクリーブランド・ガーディアンズに所属し、投手として活躍しています。

プロ入り前

ライブリーは、2010年のMLBドラフトでクリーブランド・インディアンスから26巡目（全体780位）で指名を受けましたが、この時は契約せず、セントラルフロリダ大学へ進学しました。

プロ入りとレッズ傘下時代

2013年のMLBドラフトで、シンシナティ・レッズから4巡目（全体135位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。契約後、ルーキー級のビリングス・マスタングスとA級のデイトン・ドラゴンズでプレーし、合計13試合に先発登板。0勝4敗ながらも、防御率0.88、56奪三振という好成績を記録しました。

2014年には、A+級のベーカーズフィールド・ブレイズとAA級のペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板し、13勝7敗、防御率3.04、171奪三振と大きく飛躍しました。

フィリーズ時代

2014年12月31日、マーロン・バードとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍しました。2015年はAA級のレディング・ファイティン・フィルズでプレーし、25試合に先発登板して8勝7敗、防御率4.13、111奪三振を記録しました。

2016年には、AA級レディングとAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレーし、2球団合計で28試合に先発登板して18勝5敗、防御率2.69、139奪三振という素晴らしい成績を残しました。

2017年はAAA級リーハイバレーで開幕を迎え、6月3日にメジャー初昇格を果たしました。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを飾り、ジョニー・クエトとの投げ合いを制し、7回1失点という好投で勝利投手となりました。この年、メジャーでは15試合に先発登板し、4勝7敗、防御率4.26、52奪三振を記録しました。

2018年9月3日にDFA（Designated for Assignment）となりました。

ロイヤルズ時代

2018年9月5日にウェイバー公示を経てカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍しましたが、2019年6月20日に再びDFAとなりました。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2019年6月22日にウェイバー公示を経てアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。AAA級リノ・エーシズでプレーしましたが、8月8日に自由契約となりました。

サムスン時代

2019年8月8日、不振のため退団したデック・マクガイアの代役として、韓国プロ野球のサムスン・ライオンズと契約。2019年は4勝、2020年は6勝を記録し、2021年もサムスンと再契約しましたが、同年6月2日、肩の故障を理由にウェイバー公示を要請し、自由契約選手となりました。

レッズ復帰

2022年1月6日にレッズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。AAA級ルイビル・バッツに配属され、このシーズンはマイナーで18試合に先発登板し、2勝5敗、防御率4.09という成績を残しました。

2023年もレッズとマイナー契約を結び、AAA級ルイビルでは開幕から5試合(4先発)の登板で4勝0敗、防御率2.33の好成績を収め、5月9日にアクティブ・ロースター入り。同月11日のニューヨーク・メッツ戦で、2017年シーズン以来となるメジャーでの勝利を挙げました。

ガーディアンズ時代

2023年12月12日にクリーブランド・ガーディアンズと1年契約を結び、新たなチームでプレーすることになりました。

ライブリーは、MLBと韓国プロ野球での経験を持つ、実績豊富な投手です。今後の活躍が期待されます。

背番号

49（2017年）
19（2018年 - 同年途中）
48（2018年途中 - 2019年途中）
39（2019年途中 - 2021年途中、2024年 - ）
* 59（2023年）

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