マイク・リーク

マイケル・リーク：MLBでの軌跡

マイケル・レイモンド・リーク（Michael Raymond Leake, 1987年11月12日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手。右投右打の投手として、そのキャリアをMLBで築き上げました。愛称は「スパーキー（Sparky）」。

プロ入り前

高校時代から注目を集め、2006年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスから7巡目指名を受けましたが、契約せずにアリゾナ州立大学へ進学。大学での活躍を経て、再びドラフトの舞台へ。

シンシナティ・レッズ時代

2009年のMLBドラフトでシンシナティ・レッズから1巡目（全体8位）で指名を受け、290万ドルで契約。2010年4月11日のシカゴ・カブス戦で、マイナーリーグを経由せずにメジャーデビューを果たし、話題となりました。これはMLBドラフト導入後、史上13人目の快挙でした。

2011年には、シンシナティ市内の百貨店での万引き容疑で逮捕されるというアクシデントもありましたが、その後の調査で誤解と判明。社会奉仕活動を行うことで、事件は解決しました。

2012年には、ディビジョンシリーズでポストシーズン初登板を果たしましたが、敗戦投手となり、チームも敗退。2014年にはレッズと1年契約を結びました。

サンフランシスコ・ジャイアンツ時代

2015年7月30日にトレードでサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。ジャイアンツでは完封勝利も記録しましたが、2勝5敗という成績でした。しかし、レッズとの合算では30試合に先発し、11勝10敗、防御率3.70と安定した成績を残し、5年連続で規定投球回に到達しました。

セントルイス・カージナルス時代

2015年12月22日にセントルイス・カージナルスと5年総額8000万ドルという大型契約を締結。背番号は大学時代と同じ「8」を選びました。2016年も故障なく30試合に先発しましたが、9勝12敗、防御率4.69と期待されたほどの成績は残せず。

シアトル・マリナーズ時代

2017年8月31日にトレードでシアトル・マリナーズへ移籍。マリナーズでは5試合に先発し3勝1敗、防御率2.53と好成績を記録。カージナルスとの合算では10勝13敗、防御率3.92でした。

2019年3月には、マリナーズ対読売ジャイアンツの試合で坂本勇人にホームランを打たれるという場面もありました。同年7月には、エンゼルス戦で9回に完全試合を逃すという惜しい場面もありました。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代

2019年7月31日にトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。同年には、自身初のゴールドグラブ賞を受賞しました。しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響でシーズン参加を辞退。オフにFAとなりました。

プレースタイル

最速94.3mph（約151.8km/h）の高速シンカーを主体とし、カッター、スライダー、チェンジアップなどを織り交ぜる投球スタイル。投手ながら打撃力にも優れており、通算6本塁打を記録しています。

詳細情報

投球: 高速シンカー、カッター、スライダー、チェンジアップ
打撃: 打率.333（2010年）、通算6本塁打
表彰: ゴールドグラブ賞：1回（2019年）
背番号: 44, 13, 8

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB
Mike Leake (@MikeLeake8) - X（旧Twitter）
* Mike Leake (MikeLeake8) - Facebook

マイケル・リークは、その安定した投球と打撃で、MLBの舞台で長く活躍した選手でした。

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