マツシマホールディングス

マツシマホールディングス：京都を拠点とする総合自動車ディーラー

マツシマホールディングス株式会社は、京都府京都市右京区に本社を置く、自動車ディーラーの持株会社です。同社は、マツダ車の正規ディーラーとして創業し、現在では、幅広い輸入車ブランドを取り扱う総合ディーラーへと成長を遂げています。京都府内の地場独立資本として、地域社会に貢献する企業として知られています。

取り扱いブランド

マツシマホールディングスは、多様な自動車ブランドを取り扱うことで、顧客の多様なニーズに対応しています。主な取り扱いブランドは以下の通りです。

マツダ: 京都マツダとして、マツダ車の販売・メンテナンスを展開しています。京都府内には、マツダの資本が入っている京滋マツダも存在しますが、マツシマホールディングスは地場独立資本として事業を展開しています。
メルセデス・ベンツ/スマート: シュテルン京都として、高級車の販売・サービスを提供しています。
BMW/MINI: 服部モーター商会を通じて、BMWとMINIの販売・メンテナンスを行っています。2008年には、同社の経営権を取得しています。
フォルクスワーゲン: ファーレン京都として、フォルクスワーゲン車の販売・サービスを提供しています。
アウディ: ファーレン古都として、アウディ車の販売・サービスを提供しています。
マセラティ: マツシマトライデントキャピタルを通じて、マセラティ車の販売・サービスを行っています。
ポルシェ: エムエスウエストを通じて、ポルシェ車の販売・サービスを行っています。

過去の取り扱いブランド

マツシマホールディングスは、これまで多くのブランドを取り扱ってきました。近年では、以下のブランドの取り扱いを終了しています。

フォード: オートラマ京都として取り扱っていましたが、現在は取り扱いを終了しています。
クライスラー・ジープ: 過去に販売していましたが、現在は取り扱いを終了しています。
ジャガー・ランドローバー: 過去に販売していましたが、現在はインターヨーロッパに移管されています。
ボルボ・カーズ: ニューイースタンから引き継いで販売していましたが、2015年に取り扱いを終了しました。
スズキ: 平安スズキとして取り扱っていましたが、2023年10月に取り扱いを終了しました。

沿革

マツシマホールディングスの歴史は、1955年に設立された平安マツダ株式会社に始まります。その後、社名変更やブランド拡大を経て、現在の総合ディーラーへと成長を遂げています。主な歴史は以下の通りです。

1955年: 平安マツダ株式会社設立
1957年: 株式会社京都マツダに社名変更
1972年: マツダの持株を買い戻し、地場独立資本経営に移行
1989年: メルセデス・ベンツのディーラー権取得
1992年: フォルクスワーゲン、アウディのディーラー権取得
1999年: BMWのディーラー権取得
2000年: 株式会社カミッグに社名変更、各ブランド店舗を「KAMIG AUTO MALL」としてネットワーク化
2002年: MINIのディーラー権取得
2008年: 服部モーター商会の経営権取得
2012年: スズキのディーラー権取得
2013年: 京都自動車専門学校と提携開始
2014年: 株式会社マツシマホールディングスに社名変更、BMW店舗の運営法人を服部モーター商会に統合、マセラティのディーラー権取得
2017年: 広島市でポルシェディーラー権取得、アウディマレーシアとディーラー契約締結
2020年: 愛都交通株式会社を譲受
2021年: 愛都交通を株式会社マツシマモビリティサービスに商号変更
2022年: 京都ハンナリーズの経営権を取得

その他事業

マツシマホールディングスは、自動車販売以外にも様々な事業を展開しています。2020年には、ハイヤー・タクシー事業者である愛都交通株式会社の経営権を取得し、2022年にはプロバスケットボールチームである京都ハンナリーズの経営権を取得しています。また、女子プロゴルファーである川﨑春花選手へのスポンサー契約や、京都サンガF.C.へのオフィシャルスポンサーも務めています。

まとめ

マツシマホールディングスは、自動車販売を基盤とした総合企業として、京都の地域社会に貢献しています。多様なブランドを取り扱い、顧客ニーズに対応する体制を整え、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。今後の更なる発展が期待されます。

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