マルタン・テリエ

マルタン・テリエ

マルタン・アルベール・フレデリク・テリエ（Martin Albert Frédéric Terrier, 1997年3月4日 - ）は、フランス・アルマンティエール出身のプロサッカー選手です。現在はドイツ・ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンに所属し、フォワード（FW）としてプレーしています。

クラブ経歴

リール

1997年にフランスのアルマンティエールで生まれたテリエは、2004年にリールの下部組織に入団し、着実に才能を磨きました。そして2016年、リールのトップチームに昇格を果たします。2016年10月22日、スタッド・ピエール＝モーロワで行われたSCバスティア戦で、84分にイヴ・ビスマとの交代でリーグ・アンデビューを飾りました。2017年1月7日、クープ・ドゥ・フランスのラウンド64、ASエクセルシオール戦でプロ初ゴールを記録。同年4月29日には、モンペリエとのアウェイ戦でリーグ・アン初ゴールをマークしました。

ストラスブール

2017年8月18日、テリエは同じリーグ・アンのRCストラスブールに1年間のレンタル移籍。8月27日のEAギャンガン戦でデビューし、フル出場を果たしました。9月30日には、ディジョンとのアウェイ戦で途中出場から移籍後初ゴールを決めました。

リヨン

2018年1月26日、オリンピック・リヨンへの移籍が決定。しかし、シーズン終了までは引き続きストラスブールに貸し出されることとなりました。2018年8月24日、古巣ストラスブールとの試合でリヨンの選手としてデビューを飾り、移籍後初ゴールを挙げて2-0での勝利に貢献しました。2019年10月2日、CLグループステージのRBライプツィヒ戦に出場し、CL初ゴールを記録しました。

レンヌ

2020年7月6日、スタッド・レンヌに2025年6月30日までの契約で移籍。8月22日のリールとのシーズン開幕戦でデビューを果たしましたが、続くモンペリエとのホーム戦ではレッドカードを受け退場処分となりました。10月16日のディジョン戦で移籍後初得点となる先制点を挙げ、翌年4月25日にも同じくディジョン相手に2ゴールを記録。このシーズンは最終的に9得点をマークしました。2021-22シーズン開幕直後、デュルビ・ドゥ・ラ・ブルターニュとして知られるFCナントとのダービー戦で移籍後初得点を挙げ、試合は1-0で勝利。12月5日のASサンテティエンヌ戦では自身初のハットトリックを達成しました。このシーズン、テリエはキャリアハイとなるリーグ戦21得点を記録し、得点ランキングではキリアン・エムバペ、ウィサム・ベン・イェデルに次ぐ3位となりました。また、3月にはリーグ・アン月間最優秀選手に選出され、リーグ・アン年間ベストイレブンにも選ばれました。2022年10月16日には、ローラン・ブラン新監督就任直後のリヨン戦で2度のヘディングゴールを決め、3-2の勝利に貢献。しかし、翌年1月2日のニース戦でジョルダン・ロトンバとの接触により右膝前十字靭帯を負傷し、シーズン残りの試合を欠場することとなりました。

バイエル・レバークーゼン

2024年7月18日、バイエル・レバークーゼンに5年契約で移籍。

代表歴

フランス代表としては、各年代でプレーしています。

タイトル

個人

* リーグ・アン年間ベストイレブン: 2021-22

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