マーケットスクエアささしま

マーケットスクエアささしま

マーケットスクエアささしまは、愛知県名古屋市中村区に位置するショッピングセンターで、地域住民や観光客から親しまれています。この施設は2005年に開催された愛・地球博のサテライト会場整備事業の一環として、企業連合「グループファンタジア」の一員である東急不動産によって設立されました。

当初の名称は「ラ・バーモささしま」で、ポルトガル語で「そこに、あの」という意味の言葉を由来にしています。開業日は2005年3月18日で、愛・地球博の開幕と同時に運営が開始されました。その後、2012年12月に名前が現在の「マーケットスクエアささしま」に変更され、現在に至ります。

立地とアクセス

マーケットスクエアささしまは、名古屋市中村区のささしま地区に位置しています。アクセスも便利で、名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線（あおなみ線）のささしまライブ駅や、近鉄名古屋線の米野駅が近くにあります。また名古屋市営バスや名鉄バスのささしまライブ停留所も徒歩圏内であり、多くの来訪者が利用しています。

テナントの変遷

施設がオープンした当初は多くのテナントが開業しましたが、愛・地球博の終了後は一時的に訪れる客が減少しました。しかし、その後も多様な店舗が入れ替わり、現在では様々な業態がそろっています。2019年には全面リニューアルが行われ、特に5階にはゼットフットサルスポルト名古屋駅前が新たにオープンしました。

テナントには、109シネマズ名古屋や、それに加えて飲食店も多数点在しており、ファミリーマート、びっくりドンキー、マクドナルドなど、多様な選択肢があります。特に、カフェやレストランは家族連れや友人同士で訪れるのにぴったりです。また、VRやARを体験できるエンターテイメント施設「XR AMUSEMENT SASASHIMA」は一時期非常に人気を集めましたが、2022年1月に閉店しました。

未来の展望

マーケットスクエアささしまは、2020年までの定期借地権契約を延長し、2030年まで運営が続けられることになります。これにより、さらなるテナントの誘致や施設の改良が期待されています。名古屋市の中心に位置するため、多くの人々に愛されるスポットとしての役割を果たし続けるでしょう。観光やショッピングだけでなく、地域の交流の場としても重要な機能を持っています。これからも、マーケットスクエアささしまがどのように進化し、地域に寄与していくのかが注目されます。

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