ミッチ・マクウォーター

ミッチ・マクウォーター - サイラス

ミッチ・マクウォーター（Mitch Mcwhorter）は、1983年9月10日にアメリカのジョージア州カトーサ郡で生まれたプロレスラーです。彼はリングネーム「サイラス」または「サイラス・ザ・デストロイヤー」として知られ、独特のスタイルで多くのファンを魅了しています。

来歴

ミッチは2009年6月14日にプロレスデビューを果たし、主にアメリカのインディーズ団体で活躍してきました。2020年1月には、プロレス界の著名な選手であるカズ・ハヤシに見出され、WRESTLE-1 ALLIANCEの一員として日本に初めて上陸します。初来日は快進撃が続きましたが、2月12日に行われた後楽園ホールでの試合では、羆嵐との激闘に敗れました。その後、W-1の活動休止に伴い、彼の来日は一時中断します。

2021年4月には、オール・エリート・レスリング（AEW）のダークマッチに登場し、セザル・ボノーニやジュラシック・エクスプレスの選手たちと対戦。しかし、これらの試合でも勝利を手にすることはできませんでした。

2022年7月には全日本プロレスに初めて参戦し、8月の王道トーナメントでの初戦では石川修司をムーンサルト・プレスで破り、観客を驚かせました。彼は続いて9月18日、日本武道館大会では復帰したSAITO BROTHERSのパートナーを務め、大きな注目を浴びました。年末に行われた世界最強タッグ決定リーグ戦では、石川とタッグを組み、最終的に準優勝を果たしました。

2023年にはチャンピオン・カーニバルに初出場しました。Aブロックでは青柳優馬やヨシタツ、斉藤ジュンに勝利するものの、勝ち点6でブロック敗退に終わりました。また、VAMOSTARに参加し、羆嵐とタッグを組むことでアンディ・ウー&大門寺崇組に勝利を収めました。同年、世界最強タッグにも2度目の出場を果たし、ライアン・デイビッドソンとのコンビで勝ち点8を記録しました。

2024年もチャンピオン・カーニバルに連続で出場し、芦野祥太郎や大森北斗、綾部蓮に勝利したものの、ブロック突破は叶いませんでした。その後、北斗が結成した「北斗軍」にXとして6月24日に加入します。

得意技

ミッチの得意技には、リバース・スプラッシュ、ムーンサルトプレス、チョークスラム、雪崩式バックフリップ、スクラップ・バスターなどがあります。これらの技は、彼の試合スタイルを際立たせがゆえに、多くのファンが熱狂しています。

人物

日本のプロレスに対する彼の情熱は非常に強く、SNSなどでは日本語での投稿を頻繁に行っています。自身のプロレス観や思いを日本のファンに伝える姿勢からも、彼の日本への愛情が伺えます。さらに、彼は左目にだけ白いカラーコンタクトレンズを装着しており、それが彼のトレードマークとなっています。

ミッチ・マクウォーターは、これからも日本のプロレス界でのさらなる活躍が期待されている選手です。

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