ヤナバスキー場

ヤナバスキー場は、長野県大町市に位置していたスキー場です。国道148号線に近接し、白馬エリアから南へ約12kmの場所に位置していました。

概要

かつては、スノーボードが全面滑走可能であり、無料駐車場が完備されていました。2014-2015シーズンからは、平日と土日祝日で営業時間が異なる「ナイター特化」営業を行っていました。土日祝日の夜間は別途ナイター料金が必要でした。

コース

2本のリフトが設置され、7本のコース、スノーパーク、キッズパーク、ハーフパイプなどが整備されていました。

交通

車：長野自動車道安曇野ICから約54km
鉄道：JR大糸線 簗場駅が最寄り駅でした。かつては、スキーシーズンのみ営業の臨時駅「ヤナバスキー場前駅」がありましたが、2019年3月16日に廃止されました。

沿革

1972年（昭和47年）：大成観光株式会社により「ヤナバ国際スキー場」として開業。
1984年（昭和59年）：日本ケーブル株式会社が運営を引き継ぎました。
1985年（昭和60年）：国鉄大糸線に「ヤナバスキー場前駅」がスキーシーズンのみの臨時駅として開設。
2004年（平成16年）：2004-2005シーズンからナイター営業を一時休止。
2006年（平成18年）：2006-2007シーズンより「ヤナバスノー＆グリーンパーク」として営業を再開。ナイター営業も再開されました。
2007年（平成19年）-2008年（平成20年）：リフト1日券を1000円で販売。
2008年（平成20年）：ナイター照明を増設。
2012年（平成24年）：クロスプロジェクトグループが経営協力。
2013年（平成25年）：クロスプロジェクトグループが撤退。運営会社の経営不振により2013-2014シーズンは営業休止（ヤナバスキー場前駅の臨時停車は実施）。
2014年（平成26年）：運営会社の株式会社ヤナバが民事再生法の適用を申請。株式会社マックアースがスポンサーとなり、2014-2015シーズンから運営を引き継ぎました。
2016年（平成28年）：記録的な暖冬と少雪のため、2015-2016シーズンは短期間の営業に留まりました。株式会社マックアースは、2016-2017シーズンの営業を断念。以降、営業は行われていません。
2019年（平成31年/令和元年）：ヤナバスキー場前駅が廃止。株式会社ブルーキャピタルマネジメント傘下の株式会社Blue Resortが株式会社Blue Resortヤナバを設立し、営業準備の動きが見られましたが、その後は目立った動きはありません。

現状

2016-2017シーズン以降、ヤナバスキー場は営業を休止したままとなっています。今後の動向は不透明です。

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