ルーク・マカウン

ルーカス・マカウン：NFLを渡り歩いたクォーターバック

ルーカス・パトリック・マカウン（Lucas Patrick McCown、1981年7月12日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ジャクソンビル出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはクォーターバック（QB）を務めていました。実兄であるジョシュ・マカウンもNFLのQBとして活躍していました。

NFLキャリア

ルイジアナ工科大学を経て、2004年のNFLドラフトでクリーブランド・ブラウンズに指名され入団。

2004年は4試合に先発出場。2005年、タンパベイ・バッカニアーズにトレードされ、当初は第3QBでしたが、後に第2QBに昇格しました。

2006年、膝の前十字靭帯を負傷し、シーズンを棒に振りました。2007年、ニューオーリンズ・セインツ戦でジェフ・ガルシアの負傷により途中出場。313ヤードを投げ2TDをあげる活躍を見せました。翌週のヒューストン・テキサンズ戦でもパス266ヤードを投げましたが、チームは敗北。シーズンでは5試合に出場し、1009ヤードを獲得、5TD、3INTの成績を残しました。

2009年、ジャクソンビル・ジャガーズにトレード。2010年、サンディエゴ・チャージャーズ戦で途中出場し、120ヤードを獲得しましたが、試合終了間際に右膝を負傷。MRI検査の結果、深刻な負傷であることが判明しました。

2011年、開幕直前にエースQBの解雇により先発QBに昇格しましたが、不調により第3週から新人に先発の座を奪われました。2012年、ニューオーリンズ・セインツと契約しましたが、ロースターカットで放出。その後、アトランタ・ファルコンズと契約しました。2013年、再びセインツと契約。2016年まで在籍しましたが、ドリュー・ブリーズのバックアップという立場でした。2017年、ダラス・カウボーイズに加入しましたが、すぐに放出され、2018年に引退を表明しました。

家族

兄のジョシュ・マカウンもNFLのQBとして活躍し、アリゾナ・カージナルス、オークランド・レイダース、シカゴ・ベアーズなどで先発出場を果たしました。また、別の兄であるランディ・マカウンもテキサス農工大学などでQBとしてプレーしました。

ルーカス・マカウンは、NFLでのジャーニーマンとしてのキャリアを終えましたが、その間、様々なチームでバックアップQBとしてチームを支え、記憶に残る活躍を見せました。

詳細情報

年度別成績

(レギュラーシーズン)

2016年度シーズン終了時
太字は自身最高記録

関連項目

兄弟スポーツ選手一覧
ジャーニーマン

外部リンク

https://www.nfl.com/players/lucas-mccown/

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