レッスルマニアXL

レッスルマニアXL：2024年プロレス界最大の祭典

レッスルマニアXLは、2024年4月6日と7日、ペンシルベニア州フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドにて開催された、WWEが主催するプロレスの祭典です。5年連続となる2日間にわたる開催で、UFCとの統合により誕生したTKOグループホールディングス設立後初のレッスルマニアという歴史的な意味も持っています。

メインイベント：ロマン・レインズ vs. コーディ・ローデス

大会の目玉は、WWEユニバーサル王座をかけたロマン・レインズとコーディ・ローデスの激突でした。ロイヤルランブルで勝利したコーディは、当初セス・ロリンズとの対戦を要求されていましたが、様々な策略とドラマを経て、ついにレインズへの挑戦権を獲得します。
この対戦に至る過程は、ザ・ロックの電撃復帰、ブラッドライン内の抗争、そしてコーディとロリンズの共闘など、数々の予想外の展開と策略が絡み合った、まさにプロレスドラマの結晶でした。レインズ陣営の策略、コーディの執念、そしてザ・ロックの介入が、レッスルマニアへの道を複雑でスリリングなものにしました。特に、ザ・ロックがコーディを痛烈に批判するなど、数々の衝撃的な展開がファンを魅了しました。
最終的に、コーディはレインズへの挑戦を勝ち取り、レッスルマニアのメインイベントへと駒を進めました。

その他の注目カード

メインイベント以外にも、数多くの見どころある試合が繰り広げられました。

イヨ・スカイ vs. ベイリー: ベイリーはロイヤルランブルで勝利し、王座挑戦権を獲得。しかし、ダメージ・コントロール内の仲間割れや、アスカ、カイリ・セインといった強敵との抗争を乗り越え、イヨ・スカイとのタイトルマッチに挑みました。
リア・リプリー vs. ベッキー・リンチ: 女子エリミネーション・チェンバーで勝利したベッキー・リンチは、王者リア・リプリーに挑戦。ベッキーはリプリー、リヴ・モーガン、ナイア・ジャックスといった強豪たちとの抗争を戦い抜いてきました。
セス・フリーキン・ロリンズ vs. ドリュー・マッキンタイア: セス・ロリンズの世界ヘビー級王座防衛戦。挑戦者となったのは、エリミネーション・チェンバーで勝利したドリュー・マッキンタイアです。CMパンクの登場も話題を呼びました。
グンター vs. サミ・ゼイン: インターコンチネンタル王座をかけた試合。サミ・ゼインはガントレット戦を勝ち抜き、王者グンターに挑戦しました。
ジャッジメント・デイ vs. #DIY vs. ニューデイ vs. オーサム・トゥルース vs. A-タウン・ダウン・アンダー vs. ニュー・キャッチ・リパブリック: WWEアンディスピューテッド・タッグチーム王座を懸けた6チームによるトーナメント戦。
LAナイト vs. AJスタイルズ: エリミネーション・チェンバー予選での因縁から生まれた一戦。
ジェイ・ウーソ vs. ジミー・ウーソ: ウーソズ兄弟の抗争がついに決着。
ローガン・ポール vs. ランディ・オートン vs. ケビン・オーエンズ: US王座をかけたトリプルスレットマッチ。
レイ・ミステリオ & アンド・ラテ vs. サントス・エスコバー & ドミニク・ミステリオ: 父子対決を含む、レガード・デル・ファンタズマとLWOの抗争が展開されました。
ビアンカ・ベレアー & ジェイド・カーギル & ナオミ vs. ダメージ・コントロール（アスカ & カイリ・セイン & ダコタ・カイ）: 複数選手による抗争が、レッスルマニアで決着。
* ザ・プライド（ボビー・ラシュリー & モンテス・フォード & アンジェロ・ド―キンス w/B-ファブ） vs. ザ・ファイナル・テスタメント（カリオン・クロス & アカム & レーザー w/スカーレット & ポール・エラリング）: 両グループの抗争が頂点へ。

まとめ

レッスルマニアXLは、数々のドラマとサプライズに満ちた、まさにプロレス界の最高峰イベントとなりました。各試合の結末はもちろん、選手たちの物語、そしてそれぞれの抗争の行方が、観客を最後まで魅了し続けた、忘れられない大会となりました。 各試合の勝敗や詳細は、WWEの公式ウェブサイト等で確認いただけます。

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