ローガン・モリソン

ジャスティス・ローガン・モリソン（Justis Logan Morrison）は、1987年8月25日生まれ、アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身のプロ野球選手です。ポジションは一塁手、左翼手で、左投左打。現在は、アメリカ独立リーグのアトランティックリーグに所属するハイポイント・ロッカーズでプレーしています。愛称は「ロモ（LoMo）」。

プロ入りとマーリンズ時代

2005年のMLBドラフトでフロリダ・マーリンズから22巡目（全体666位）で指名を受け、プロ入りしました。ドラフト&フォロー方式で、メープルウッズ・コミュニティカレッジで1年間プレーした後、2006年5月29日に契約金22万5000ドルで入団。2009年には、ベースボール・アメリカ誌で有望株として高く評価されました。

2010年7月27日、サンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを果たし、この年は62試合に出場、打率.283、2本塁打、18打点、OPS.837を記録しました。翌2011年は、左翼手のレギュラーとして起用され、一時好調だったものの、シーズン中に故障や成績不振でAAA級降格も経験しました。この降格には、ツイッターでの発言やファン感謝イベントへの無断欠席など、首脳陣との不和があったとされています。最終的には125試合に出場し、打率.247、23本塁打、72打点、OPS.797の成績を残しました。

2012年は膝の手術の影響で不調に陥り、シーズンを故障者リストで終えることとなりました。

マリナーズ時代

2013年12月13日にシアトル・マリナーズへトレードで移籍。2014年は故障で出遅れるも、後半戦で調子を上げ、打率.262、11本塁打、38打点を記録しました。守備では主に一塁手として79試合に出場し、安定した守備を見せました。2015年はフルシーズン一塁手として起用され、規定打席に到達しましたが、打率.225と低迷。一方で、17本塁打を放ち、走塁面でも自己最多の8盗塁を記録しました。

レイズ時代

2015年11月5日、タンパベイ・レイズへトレードで移籍。2016年は一塁手として107試合に出場し、打率.238、14本塁打、43打点、4盗塁を記録。2017年にはレイズと再契約し、打率.246ながら自己最高の38本塁打を放ちました。

ツインズ時代

2018年、ミネソタ・ツインズと契約。95試合に出場し、打率.186、15本塁打、39打点を記録しました。

その後

2019年には、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結びますが、途中で契約を破棄。その後フィラデルフィア・フィリーズと契約し、メジャー昇格を果たしました。2020年にはミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、メジャー契約も結びましたが、すぐにDFAとなりFAとなりました。

独立リーグ、レッズ傘下、再び独立リーグへ

2021年にはアトランティックリーグのハイポイント・ロッカーズと契約。その後、シンシナティ・レッズとマイナー契約を結びましたが、メジャー昇格は果たせず、FAとなりました。2022年には再びハイポイント・ロッカーズに復帰しています。

選手としての特徴

本職は一塁手ですが、マーリンズ時代には左翼手としても起用されました。左翼の守備力は高くなく、守備防御点やUZRの数値は低いものでした。

人物

ツイッターを熱心に利用しており、その発言が奔放なことでも知られています。一方で、慈善活動にも熱心に取り組んでいるという一面もあります。カンザスシティ出身であることから、ロイヤルズへの入団を望んでいたというエピソードも残っています。

詳細情報

2020年度シーズン終了時
FLA（フロリダ・マーリンズ）は、2012年にMIA（マイアミ・マーリンズ）に球団名を変更

記録

MiLB オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2010年）

背番号

20（2010年 - 2011年、2014年 - 2015年）
5（2012年 - 2013年）
7（2016年 - 2017年）
99（2018年）
8（2019年）
21（2020年）

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Logan Morrison stats MiLB.com
Logan Morrison (@CupOfLoMo) - X（旧Twitter）
* Logan Morrison (@lomogram) - Instagram

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