三嶌誠司

三嶌誠司（みしま せいじ）

1968年7月8日生まれ、香川県坂出市出身の競艇選手。登録番号は3541、香川支部に所属。

経歴

1991年に第69期生としてデビュー。翌1992年には児島競艇場の一般戦で初優勝を飾る。1994年には丸亀競艇場の四国地区選手権でG1初優勝を果たし、その実力を示す。

1998年には多摩川競艇場のモーターボート記念でSG初優出を果たすも、4着に終わる。その後、数々のレースで活躍を続ける中、2006年に丸亀競艇場の競艇王チャレンジカップ競走で念願のSG初優勝を達成。これはデビュー15年目にしての快挙であった。

2007年9月には、下関競艇場にて通算1000勝を達成。同年、福岡競艇場の賞金王決定戦にも優出（4着）するなど、常にトップレーサーとして活躍を続けている。

SG・GI獲得タイトル

SG
優勝回数：1回（優出回数11回）
競艇王チャレンジカップ競走（2006年 丸亀競艇場）

GI
優勝回数：6回
四国地区選手権（1994年、2016年 丸亀競艇場）
オールジャパン竹島特別（1996年 蒲郡競艇場）
江戸川大賞（2000年 江戸川競艇場）
大渦大賞（2002年 鳴門競艇場）
高松宮記念特別競走（2007年 住之江競艇場）

人物

香川県立坂出商業高等学校を卒業後、愛知県刈谷市の刈谷郵便局集配課に勤務していたという異色の経歴を持つ。坂出商業では野球部に所属していた。

同期には、同じ香川支部の福田雅一をはじめ、大阪支部の野添貴裕、田中信一郎、太田和美らがおり、「華の69期」と称される。

デビュー当初からその才能を開花させ、初優勝、SG初出場、G1初優勝と順調にステップアップを重ねてきた。SG制覇には時間がかかったものの、2006年に悲願の初制覇を達成。その年の賞金王決定戦にも初出場を果たした。

SG・GIの開会式や表彰式では、マイクに頭をぶつけるなどのコミカルな行動が目立ち、「表彰台の爆笑マジシャン」という異名を持つ。しかし近年では、真面目な挨拶をする姿が多く見られるようになった。

初のSG制覇となった2006年の競艇王チャレンジカップ競走の前検日には、地元でのレースへの期待と緊張を抱えつつも、「目標はエリザベス女王杯です」とジョークを飛ばす余裕を見せた。

「嶌」の字が常用漢字外であるため、「三島誠司」と表記されることもある。

長女の三嶌こころ（登録番号5291・132期）、次女の三嶌さらら（登録番号5326・133期）もボートレーサーとして活躍している。

外部リンク

BOAT RACE オフィシャルWEB
選手のプロフィール

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