上津江村

上津江村（かみつえむら）

上津江村は、かつて大分県西部に位置していた村で、日田郡の西北部にありました。2005年3月22日に、前津江村、中津江村、大山町、天瀬町と共に日田市へ編入合併し、行政区域としては消滅しました。しかし、その豊かな自然と地域文化は、今も日田市の一部として息づいています。

交通

上津江村には、鉄道は通っていませんでした。最寄りの駅としては、JR久大本線の日田駅や豊後三芳駅が利用されていました。

空港

最寄りの空港は熊本空港です。

鉄道

村内には鉄道路線が通っていませんでした。

道路

主要な道路としては、以下のものがありました。

一般国道
国道387号
道の駅せせらぎ郷かみつえ
県道
主要地方道: 大分県道・熊本県道12号天瀬阿蘇線
一般県道: 大分県道134号南小国上津江線、大分県道137号上野田黒渕線、大分県道711号合瀬上野田線、大分県道712号川原上野田線

名所・旧跡・祭事

上津江村には、自然やレジャースポット、歴史を感じさせる場所がありました。

オートポリス：モータースポーツファンにはお馴染みのサーキット場が近くにあります。
上津江フィッシングパーク：釣りを楽しむことができる施設です。
上津江シャクナゲ園：美しいシャクナゲが咲き誇る庭園です。
小竹庵：歴史的な建物や文化に触れることができる場所です。

一村一品

平松守彦元大分県知事が提唱した「一村一品運動」により、上津江村では以下の特産品が指定されていました。

ログハウス：村の木材資源を活かした建築物。
夏秋きゅうり：夏の終わりに収穫される新鮮なきゅうり。
生しいたけ：豊かな自然の中で育った香り高いしいたけ。
わさび：清流で育った風味豊かなわさび。
豆腐：大豆の風味が生きた手作り豆腐。
こんにゃく：地元産のこんにゃく芋を使用したこんにゃく。

関連項目

大分県の廃止市町村一覧

外部リンク

上津江村（2005/04/04アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project

上津江村は、合併により行政区としては消滅しましたが、その名は今も人々の記憶に残り、美しい自然と特産品を通じてその存在を感じることができます。これらの資源は、現在の日田市において、新たな魅力として受け継がれています。

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