上野善道

上野善道

上野善道（うわの ぜんどう、1946年12月 - ）は、日本の言語学者であり、東京大学名誉教授。
専門は言語学・方言学であり、特に音声学・音韻論、琉球諸方言を含む日本語全体のアクセントに関する研究で知られています。

経歴

1946年、岩手県に生まれる。
東京大学文学部言語学科を卒業後、同大学大学院人文科学研究科に進学。
1973年9月に博士後期課程を中途退学。

1973年10月、東京大学文学部助手に採用。
1975年、弘前大学人文学部専任講師（国語学担当）に就任。
1976年からは金沢大学法文学部専任講師を兼任し、言語学を担当。
翌1977年、金沢大学に転任。
1979年に助教授に昇格。

1981年、東京大学文学部助教授に就任。
1994年に教授に昇格。
その後、東京大学大学院人文社会系研究科教授に配置換え。
2010年3月に東京大学を定年退職し、名誉教授となる。
2010年4月より国立国語研究所理論・構造研究系客員教授を務める。

学会活動

2006年4月から2009年3月まで日本言語学会会長を務める。
2010年4月から日本音声学会会長を務めている。

委員・役員

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所運営諮問委員会委員も務めた。

受賞・栄典

2000年、第22回沖縄文化協会賞、金城朝永賞を受賞。

研究内容・業績

言語学、日本語学、方言学、特に音声学・音韻論を専門とし、琉球諸方言を含む日本語全体のアクセントに関する研究に力を注いでいる。

著作

共著

『言語学』風間喜代三・上野善道・松村一登・町田健共著、東京大学出版会 1993
改版『言語学 第2版』東京大学出版会 2004

外部リンク

上野善道 - researchmap
上野善道 - J-GLOBAL
* 上野善道 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース

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