上鳳駅

上鳳駅の概要

上鳳駅（サンボンえき）は、大韓民国ソウル特別市中浪区上鳳洞に位置する重要な鉄道駅です。この駅はソウル交通公社と韓国鉄道公社（KORAIL）の2社が運営しており、様々な路線が利用できるため、通勤や観光にとても便利な場所となっています。

駅の副駅名と変遷

2024年1月までは「市外バスターミナル」という副駅名を持っていましたが、バスターミナルの閉鎖に伴い、その名称は一時的に消去されました。その後、2024年10月からは「韓国オープンサイバー大学」という新たな副駅名に変更される予定です。これにより、地域の学生や社会人が便利に利用できる駅として位置づけられています。

利用可能な鉄道路線

上鳳駅は以下の鉄道路線が利用可能です：

• - ソウル交通公社 7号線（駅番号720）
• - 韓国鉄道公社 では、中央線（KTX京江線直通系統のみの停車）、京義・中央線（駅番号K120）、京春線（駅番号K120）などがあります。

鉄道の歴史

上鳳駅の歴史は1996年に遡ります。この年の10月11日に、当時のソウル特別市都市鉄道公社によって7号線の駅が開業されました。その後、2010年12月21日には韓国鉄道公社の中央電鉄線と京春線の駅が開され、さらに2013年11月4日には京春線経由の忘憂線行きの運行が開始されました。2017年には、ソウル特別市都市鉄道公社の統合により、7号線はソウル交通公社として運営が行われるようになりました。また、2017年12月22日には、KTXの停車駅にも指定されています。

駅構造

ソウル交通公社

上鳳駅のソウル交通公社側は、相対式ホームが2面2線の地下駅で、ホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。改札は北側と南側の2ヶ所あり、化粧室は北側の改札外に設置されています。出入口は1番から6番まであり、利便性が高い構造です。

韓国鉄道公社

一方、韓国鉄道公社の上鳳駅は高架駅で、島式2面4線と単式1面1線の合計3面5線を有しています。各ホームにはKORAIL向けのエレベーターが設置されており、特に1番線ホームは7号線の改札階まで繋がっています。また、2・3番線ホームの忘憂寄りにはKTX江陵線のホームが新設され、既存のホームと接続されています。こちらの駅は1ヶ所の改札口と、7番、8番の2つの出入口があります。

利用状況

最近の一日平均の利用者数は増加傾向にあり、上鳳駅は地域住民の重要な移動手段となっています。

駅周辺の施設

上鳳駅の周辺には、上鳳市外バスターミナル、Eマート上鳳店、コストコホールセール上鳳店などの商業施設があります。また、韓国の教育機関であるソウル上峰初等学校やソウル面牧初等学校、地域の住民センターなども近隣に位置し、地域の生活基盤を支えています。

隣の駅情報

上鳳駅の隣には、7号線の中和駅（719番）と面牧駅（721番）があり、また中央線、京義・中央線、京春線と接続しています。これにより、乗り換えの利便性も非常に高い環境が整っています。

まとめ

上鳳駅は、地域の交通の要所として多くの鉄道路線が交差する重要なターミナルであり、周辺の生活インフラも充実しています。今後の発展が期待される駅です。

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