世界タッグチーム王座

世界タッグチーム王座（World Tag Team Championship）は、アメリカのプロレス団体WWEにおける、タッグマッチにおけるチャンピオンシップの一つです。

歴史

2002年、WWEはブランド分割を実施し、WWE世界タッグチーム王座がRAWの管理下となりました。これに伴い、当時のSmackDownのGMであったステファニー・マクマホンは、新たなタッグ王座としてWWEタッグチーム王座を創設しました。

当初はWWEタッグチーム王座という名称でしたが、2007年10月にはSmackDownとECWの共同管理となります。しかし、2009年のレッスルマニアXXVにおいて、世界タッグチーム王座（WWE世界タッグチーム王座から改称された、当王座とは別の王座）と統一されることになり、統一WWEタッグチーム王座（Unified WWE Tag Team Championship）が誕生します。

その後、2010年8月16日のRAWにおいて世界タッグチーム王座が封印されたため、再びWWEタッグチーム王座が単独の王座として存続することになりました。

2016年7月19日、再びブランド分割が行われ、当時の王座保持者であったニュー・デイがRAW所属となったため、9月23日にRAW管轄のWWEロウ・タッグチーム王座へと改称されました。SmackDownでは、新たにWWEスマックダウン・タッグチーム王座が創設されています。

2022年5月20日には、WWEスマックダウン・タッグチーム王者組であるウーソズが、WWEロウ・タッグチーム王者組のランディ・オートン&リドル組に勝利し、両王座が統一。統一WWEタッグチーム王座（Undisputed WWE Tag Team Championship）として、両王座のベルトが保持されることとなりました。

2024年4月6日、レッスルマニアXLにて行われたシックスパックラダー形式の統一WWEタッグチーム王座戦において、ザ・ミズ&Rトゥルース組がWWEロウ・タッグチーム王座のみを獲得したことにより、再び単独の王座となりました。

そして、2024年4月15日、WWEロウ・タッグチーム王座を引き継ぐ形で、王座名が世界タッグチーム王座（World Tag Team Championship）へと変更され、ベルトのデザインも一新されました。

外部リンク: World Tag Team Championship

もう一度検索