中村明美(なかむら あけみ)は、
1958年7月19日生まれの日本の元女優で、本名も同じです。
富山県出身であり、
早稲田大学教育学部英語英文科を卒業後、富士企画新社に所属していました。
来歴
中村は小学4年生のときに上京し、
東京都立戸山高等学校を卒業した後、
早稲田大学に進学しました。大学在学中の
1978年、彼女は「清水美子」という芸名でテレビ番組『
11PM』(日本テレビ)の火曜・木曜カバーガールとしてデビューを果たしました。
1980年には、
仲代達矢が主宰する
無名塾の新人女優オーディションに応募し、見事に合格を果たします。
1981年にはNHKの
連続テレビ小説『
まんさくの花』でヒロインを演じ、女優デビューを飾りました。彼女の活躍はこのドラマを通じて広まり、多くの視聴者に親しまれることとなります。
その後、
1983年には
映画『こんにちわハーネス』で初主演を果たし、これが彼女のキャリアをさらに広げるきっかけとなりました。中村は、ドラマ系や
映画において多くの作品に出演し、豊かな演技力で多くの視聴者に愛される存在となりました。
しかし、
1990年以降の彼女の活動についてはほとんど知られておらず、その後の動向は不明のままです。一般社団法人
映像コンテンツ権利処理機構の
ホームページにも、不明権利者として彼女の名前が掲載されています。
主な出演作品
- 第80話「黒髪の刺客 吉宗を狙え!」(1984年) - おふゆ
- 第120話「危機一髪! 美しき囮」(1985年) - お夕
- 第14部第35話(1984年) - 綾
- 第15部第4話(1985年) - おみつ
- 息子よ! 女囚逃亡の果て(1984年)
-
小京都ミステリー1(1989年) - 冬木百合
中村明美は、多くの作品に出演したものの、残念ながら彼女のキャリアの後半についてはほとんど情報がありません。それでも確かな演技力とその存在感は、多くの人々の記憶に残っています。彼女のキャリアは日本の映像文化における一つの光として、いつまでも語り継がれることでしょう。