中里駅 (長崎県)

中里駅（長崎県佐世保市）

中里駅は、長崎県佐世保市上本山町に位置する松浦鉄道西九州線の駅です。地域の足として、日々の生活を支えています。

歴史

その歴史は、大正時代に遡ります。

1920年（大正9年）3月27日：佐世保軽便鉄道（後の佐世保鉄道）によって中里駅（なかさとえき）として開業。
1936年（昭和11年）10月1日：国有化され、肥前中里駅（ひぜんなかざとえき）に改称。
1960年（昭和35年）4月25日：鉄道弘済会が駅業務を受託する業務委託駅となる。
1962年（昭和37年）10月1日：貨物取扱廃止。
1963年（昭和38年）4月1日：荷物扱い廃止。無人駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR九州松浦線の駅となる。
1988年（昭和63年）4月1日：第三セクター松浦鉄道への転換に伴い、同社西九州線の駅となり、同時に中里駅に改称。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅です。無人駅であり、駅舎はありませんが、待合室が設けられています。構内には踏切があり、ホームの本山駅寄り端から国道側へ、そして皆瀬駅寄りの途中（停車位置の先）から桧台側へそれぞれ出入口が設けられています。

利用状況

2019年度の1日平均乗降人員は255人です。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

佐世保市立中里中学校
桧台団地 - 高台にあるため、かつては駅の近くからモノレールが運行されていましたが、現在は廃止されています。
めんちゃんこ亭中里店
マックスバリュ中里店
国道204号

隣の駅

松浦鉄道西九州線における隣の駅は以下の通りです。

快速（※当駅には下り（佐世保行き）の一部列車のみ停車）
本山駅 - 中里駅 - 左石駅
普通
本山駅 - 中里駅 - 皆瀬駅

中里駅は、地域住民の生活に欠かせない駅として、これからもその役割を果たし続けていくことでしょう。

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