丸の内停留場

丸の内停留場の詳細

概要

丸の内停留場（まるのうちていりゅうじょう）は、富山県富山市丸の内一丁目に位置し、富山地方鉄道の富山軌道線（支線、安野屋線、富山都心線）の停留場です。この停留場は、駅番号C18が付けられています。停留場は併用軌道に設置されており、付近では軌道が大きくカーブしています。

乗換えについては、大学前停留場方面から環状線（3系統）への乗り換えが可能です。この際、降車時に料金を支払い、乗り継ぎ券を受け取ってから環状線電車に乗る必要があります。また、環状線電車から大学前停留場方面への乗り換えも同様の手続きを行います。

歴史

この停留場は、1913年（大正2年）9月1日に富山電気軌道の総曲輪停留場として開業されました。1920年7月には富山市に譲渡され、富山市営軌道の停留場となりました。1943年1月には路線譲渡により富山地方鉄道の停留場となり、同年3月には、電力制限の影響で全便が急行運転となり停留場が一時休止しました。

1945年8月2日には富山大空襲の影響で路線が休止されましたが、1949年3月15日に富山駅前から旅篭町間が復旧され、営業が再開されます。1952年8月5日には現在の「丸の内停留場」と改称され、安野屋線（丸の内 - 安野屋間）が開業しました。

1973年3月31日には西町から旅篭町、丸の内間が廃止され、さらに2009年12月23日には富山都心線の丸の内 - 国際会議場前 - 西町間が開業しました。

停留場構造

停留場は相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームは相対式に配置されており、富山都心線の開業に伴い、ホームが富山駅前側に移設され、新たに上屋が設けられました。ただし、南富山駅前方面の新ホームは開業時点では使用されておらず、交差点を曲がる手前の旧来のホームが継続して使用されていました。

停留場周辺

丸の内停留場の近くには多くの施設があります。例えば、富山城址公園には富山城や富山市郷土博物館、佐藤記念美術館があります。さらに、富山丸の内合同庁舎や富山税務署、富山国際会議場（大手町フォーラム）も近くに位置しています。また、大手モール（大手町通り）は多くの人々が訪れる場所です。

隣の停留場

丸の内停留場は、富山地方鉄道の他の停留場と隣接しています。具体的には、県庁前停留場 (C17) が北側、諏訪川原停留場 (C19) が南側にあります。また、富山都心線では、丸の内停留場から国際会議場前停留場 (C23) への移動が可能です。

まとめ

丸の内停留場は、その歴史と便利な交通手段から多くの人々に利用されています。また、周辺には観光地や公共施設も豊富にあり、訪れる価値があるエリアです。

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