京張都市間鉄道

京張都市間鉄道

京張都市間鉄道（けいちょうとしかんてつどう、中文表記: 京张城际铁路、英文表記: Beijing–Zhangjiakou Intercity Railway）は、中国の首都北京市と河北省張家口市を結ぶ高速鉄道です。

概要

総延長173.947kmの路線で、2014年11月に八達嶺越えの区間15.44kmが着工されました。2022年北京オリンピック開催決定後の2015年には、全区間が国家発展改革委員会の承認を受け、2016年6月25日に工事が開始されました。工期は約4年半とされました。

北京市内の一部区間は地下に建設され、スラブ軌道が採用されています。北京五環路の内側では、最高速度が80km/hに制限される見込みです。この建設工事に伴い、2016年11月1日から北京北駅と清河駅が一時休止、清華園駅は廃止されました。これにより、京包線と京通線の列車は昌平北駅発着に、北京市郊外鉄道S2線の列車は双沙線の黄土店駅発着に変更されました。2019年12月30日に全線が開業しました。

北京オリンピック開催期間中は、1日あたり17往復という高頻度の運行体制が組まれましたが、オリンピック終了後は需要が大幅に減少し、2022年現在では1日1往復のみの運行となっています。

駅一覧

（本線）

北京北駅
清河駅
沙河駅
昌平駅
八達嶺長城駅
東花園北駅
懐来駅
下花園北駅
張家口駅

（崇礼支線）

太子城駅

関連項目

京包線
北京市郊外鉄道S2線
* 呼張旅客専用線

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