今どき落語

今どき落語

『今どき落語』は、BSジャパンで2011年10月6日から2012年3月29日まで、毎週木曜日の22:30 - 23:00に放送されていた演芸バラエティ番組です。全25回。

概要

番組は毎回一人の落語家が登場し、落語を一席披露する形式でした。高座を終えた落語家には、舞台袖や楽屋で番組スタッフによる短いインタビューが行われ、落語に対する思いや舞台裏の様子が垣間見えました。

オープニングとエンディングでは、伊集院光がナレーションを務め、出演者の紹介や番組の見どころなどを案内しました。伊集院は番組のCMにも出演し、お茶の間にも親しまれる存在でした。

収録は公開録画形式で行われ、演芸場や多目的ホールが会場として使用されました。観客の前で繰り広げられる臨場感あふれる落語は、テレビを通じて多くの視聴者に届けられました。

特別編：立川談志 追悼特別編

第18回放送では、「立川談志 追悼特別編」が放送されました。山藤章二、野末陳平、高田文夫、立川左談次など、談志と親交の深かった各界の著名人が出演し、それぞれの視点から談志の魅力を語りました。

番組では、談志が愛した銀座のバーに、落語立川流発足以前からの古参の弟子たちが集まり、師匠との思い出を語り合う場面も。また、番組スタッフが所有する貴重な音源として、1966年第二回「立川談志ひとり会」で収録された『源平盛衰記』の一節が紹介されました。

各氏が選んだ「この一席」として、山藤章二は『よかちょろ』『落語チャンチャカチャン』、野末陳平は『青龍刀権次』、高田文夫は『居残り佐平次』、島敏光は『権兵衛狸』、左談次は『黄金餅』を挙げました。木村万里はファンタジー系、イリュージョン系、スゴイ系、ホロリ系と分類して談志の落語を紹介。吉川潮は『人情八百屋』を選びました。

『談志の落語なら この一席!』

上記の「立川談志 追悼特別編」の見所をダイジェスト映像で紹介する5分間のナビ番組も放送されました。

スタッフ

ナレーター：伊集院光
題字・インタビュアー：橘右橘
撮影：佐藤則吉
演出助手：東功吾
技術協力：クロースタジオ
構成・演出：宇都宮伸
プロデューサー：新村正夫（テレビ東京）、中村真規（大有企画）
製作：BSジャパン、大有企画

放送リスト

第1-4回：浅草東洋館
第5-8回：北沢タウンホール
第9-12回：新宿文化センター
第13-29回：深川江戸資料館 小劇場

関連項目

ホール落語

外部リンク

BSジャパン 今どき落語

もう一度検索