今庄インターチェンジ

今庄インターチェンジについて

今庄インターチェンジ（いまじょうインターチェンジ）は、福井県南条郡南越前町湯尾に位置する、北陸自動車道のインターチェンジです。このインターチェンジは、地域交通の要所として重要な役割を担っています。

特徴

特筆すべき点として、今庄インターチェンジは高速自動車道のインターチェンジでありながら、一般国道305号の起終点となっている点が挙げられます。これは、1993年（平成5年）に国道305号が河野村（当時）からインターチェンジまで延長されたことによるもので、全国的にも数少ない事例です。

歴史

今庄インターチェンジの歴史は、北陸自動車道の開通とともに始まりました。

1977年（昭和52年）12月8日：北陸自動車道の敦賀IC - 武生IC間の開通に伴い、今庄インターチェンジも供用を開始しました。開通当初は、敦賀IC - 今庄IC間は暫定2車線での供用でした。
1980年（昭和55年）6月13日：敦賀IC - 今庄IC間が4車線化され、より円滑な交通が実現しました。
1993年（平成5年）4月1日：一般国道305号が河野村（当時）から今庄インターチェンジまで延長されました。これにより、高速道路と一般道路の結節点としての重要性がさらに高まりました。

道路

今庄インターチェンジは、以下の道路に接続しています。

E8 北陸自動車道：インターチェンジ番号は5番です。
国道305号：直接接続しています。
国道365号：間接的に接続しています。

料金所

今庄インターチェンジの料金所は、以下の構成となっています。

ブース数：合計4ブース
入口：2ブース
ETC専用：1ブース
ETC/一般：1ブース
出口：2ブース
ETC専用：1ブース
ETC/一般：1ブース

周辺情報

今庄インターチェンジ周辺には、以下のような施設や観光スポットがあります。

ハピラインふくい線：湯尾駅と今庄駅が利用可能です。
今庄宿：重要伝統的建造物群保存地区に指定されている歴史的な町並みが残っています。

隣接するインターチェンジ

北陸自動車道において、今庄インターチェンジの隣には以下のインターチェンジがあります。

(4)敦賀IC - 杉津PA - (5)今庄IC - (5-1)南条SA/スマートIC - (6)武生IC

今庄インターチェンジは、高速道路と一般道路を結び、地域住民や観光客にとって重要な交通拠点となっています。歴史的な背景を持ちながら、現代の交通インフラとしての役割をしっかりと果たしています。

参考資料

『東名高速をゆく』イカロス出版、2011年9月30日。ISBN 978-4-86320-484-3。
『高速道路50年史』編集委員会 (編)『高速道路50年史』東日本高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路、2016年2月。

関連項目

* 日本のインターチェンジ一覧 あ行

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