伊予櫻政行

伊予櫻政行（いよざくら まさゆき）は、1961年3月20日に愛媛県伊予郡松前町で生まれた元大相撲力士です。本名は市来政行（いちき まさゆき）といい、高砂部屋に所属していました。身長178cm、体重141kgという体格で、得意技は押しと寄りでした。

1976年3月場所に初土俵を踏み、当初は本名の市来を四股名としていました。着実に番付を上げ、1984年11月場所に新十両へ昇進。この際、四股名を伊予櫻と改めました。しかし、関取の地位は1場所で終わり、その後は幕下での土俵が続きました。1988年3月場所を最後に現役を引退し、現在は若者頭として部屋を支えています。

伊予櫻は、愛媛県出身力士として23年ぶりの関取であり、その後の玉春日良二まで約11年間、愛媛県出身の関取は現れませんでした。地元ファンにとっては待望の力士であり、その活躍は記憶に残るものとなっています。

主な成績

通算成績：262勝234敗16休 (73場所) 勝率.528
十両成績：2勝13敗 (1場所) 勝率.133

場所別成績

（詳細な場所別成績は省略）

改名歴

市来 政行（いちき まさゆき）：1976年3月場所 - 1984年9月場所
伊予櫻 政行（いよざくら まさゆき）：1984年11月場所 - 1988年3月場所

参考文献

大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709

関連項目

大相撲力士一覧

外部リンク

* 伊予櫻 政行 - 相撲レファレンス

伊予櫻政行は、短い期間ではありましたが、故郷の期待を背負い、大相撲の世界で活躍した力士でした。引退後は若者頭として、角界の発展に貢献しています。

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