会津高原

会津高原

会津高原は、福島県会津地方の南西部に位置する、会津高原たかつえスキー場を中心とした観光エリアです。一般的にイメージされる高原とは異なり、1500メートル級の山々を含む広大な山間地域を指します。

概要

会津高原は、越後三山只見国定公園、尾瀬国立公園といった自然豊かなエリアに囲まれています。阿賀川（阿賀野川）水系、尾瀬を水源とする只見川、伊南川が深い谷を形成し、多くのダムが建設されたことで、日本有数の水力発電地帯となっています。

かつては、会津線の終着駅である会津滝ノ原駅があるのみで、首都圏からのアクセスは限られていました。しかし、1986年の野岩鉄道会津鬼怒川線の開業により、東武鉄道浅草駅からのルートが開通。これに合わせて、会津線と野岩鉄道の接続駅が会津滝ノ原駅から会津高原駅に改称されました（2006年には会津高原尾瀬口駅に再改称）。東武鉄道が資本参加していた会津高原・たかつえスキーリゾート&ホテルズへは、会津高原尾瀬口駅から車で約30分。尾瀬の福島県側入り口である沼山峠へは、バスで約2時間です。東武鉄道は現在も、浅草駅から会津高原尾瀬口駅まで、冬季はスキー・スノーボード客向け、夏季は尾瀬ハイキング客向けの夜行列車を運行しています。

スキー場近くには宿泊施設「会津高原チロリアンビレッジ村」があります。

一方、只見川流域の奥会津地域では、「スローライフの旅」をテーマにした観光が展開されています。

周辺の観光スポット

駒止湿原
高清水公園
中土合公園・ミニ尾瀬公園
会津田島祇園会館
大内宿
会津高原たかつえカントリークラブ
会津高原・たかつえスキーリゾート&ホテルズ（会津高原たかつえスキー場）
会津高原高畑スキー場
会津高原南郷スキー場
会津高原だいくらスキー場
塔のへつり
湯ノ花温泉
木賊温泉（とくさおんせん）
小豆温泉（あずきおんせん）
檜枝岐温泉（ひのえまたおんせん）
湯野上温泉（ゆのかみおんせん）
尾瀬
沼沢湖
細井家資料館

交通

会津高原エリアには、野岩鉄道会津鬼怒川線、会津鉄道会津線、JR東日本只見線が乗り入れています。野岩鉄道会津鬼怒川線と会津鉄道会津線は会津高原尾瀬口駅で接続しており、東武鉄道浅草駅 - 会津鉄道会津田島駅間で直通運転が行われています。また、鬼怒川温泉駅 - 会津若松駅間では、気動車による相互直通運転も行われています。

東武鉄道浅草駅から野岩鉄道会津鬼怒川線会津高原尾瀬口駅まで直通電車で約3時間。
新宿駅から鬼怒川温泉駅乗り換えで約3時間。

会津高原尾瀬口駅や会津田島駅からは、会津バスがエリア内の各方面へ運行しています。

自動車の場合、東北自動車道西那須野塩原ICから国道400号、国道121号を経由して会津高原まで約60分です。

外部リンク

会津高原ふるさと推進協議会 - 南会津郡の全町村、および大沼郡金山町・昭和村が加盟しています。
* 会津高原レジャーサービス

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