住吉駅(熊本県宇土市)
住吉駅は、
熊本県宇土市住吉町にある、
九州旅客鉄道(JR九州)
三角線(あまくさみすみ線)の駅です。長年の歴史を持つ駅で、周辺住民の足として利用されています。
歴史
住吉駅は、
三角線の開通当初から存在する駅です。
1899年(
明治32年)
12月25日:
九州鉄道(初代)が開設。
1907年(
明治40年)
7月1日:
九州鉄道(初代)が国有化され、帝国鉄道庁が所管。
1961年(
昭和36年)
10月1日:貨物取扱廃止。
1973年(
昭和48年)
10月16日:業務委託駅となる。
1984年(
昭和59年)
2月1日:荷物扱い廃止。
1986年(
昭和61年)
11月1日:
無人駅となる。
1987年(
昭和62年)
4月1日:
国鉄分割民営化により、
九州旅客鉄道が継承。
2007年(平成19年)
2月:構内
踏切の警報機が更新。
2015年(平成27年)
3月14日:ダイヤ改正で
プラットホームに「のりば番号」を新設。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する
地上駅です。ホーム間は構内
踏切で連絡しています。かつては木造駅舎がありましたが、台風で倒壊し撤去されました。各ホームには待合所があり、熊本方面ホームには
自動券売機が設置されています。普段は
無人駅ですが、繁忙期には社員が派遣され特別改札が実施されることがあります。
8両編成まで対応可能な長いホームや、駅前に旅館跡の民家が残るなど、かつての賑わいを偲ばせる風景が残っています。
のりば
| 路線名 | 方面 |
---|
:- | :-- | :---- |
1 | ■あまくさみすみ線 | 三角方面 |
2 | ■あまくさみすみ線 | 熊本、宇土方面 |
駅周辺
駅周辺は田園風景が広がっていますが、国道沿いには住宅も点在しています。北側は
干拓地です。国道上には産交バスのバス停があり、
熊本市方面や天草方面へのアクセスが可能です。
国道57号
網津郵便局
住吉漁業協同組合
住吉自然公園
住吉神社
風流島
長部田海床路
住吉海岸公園 -
ONE PIECE|ONE_PIECE 熊本復興プロジェクトのジンベエ像が設置されています。
あじさいの湯
バス路線
住吉駅前(
国道57号側)
産交バス
快速バスあまくさ号(熊本 - 本渡)
一般路線バス(
宇土駅 - 三角産交)
住吉駅前(駅舎跡側)
宇土市ミニバス・のんなっせ「網津・緑川線」(月・木・金運行)
*
宇土駅(西口) - 宇土市役所 - 住吉駅前 - 網津支所 - 赤木
その他
兵庫県神戸市にも同名のJR住吉駅があるため、区別のため一部の切符では「(三)住吉」と表示されます。
隣の駅
九州旅客鉄道(JR九州)
■あまくさみすみ線(
三角線)
緑川駅 -
住吉駅 - 肥後長浜駅