信濃招魂社

信濃招魂社について

信濃招魂社（しなのしょうこんしゃ）は、長野県長野市上松二丁目に鎮座する神社で、招魂社として創建されました。一般には「護国神社」という通称で親しまれています。

概要

この神社は、各戦役での戦没者や、国家公共のために殉じた長野県出身の方々の御霊を祀るために、1880年（明治13年）に設立が提唱されました。善光寺に隣接する城山公園の中に位置していますが、周囲は木々に囲まれており、喧騒から離れた静かな空間となっています。

春季例大祭は、旧海軍記念日である5月27日に執り行われます。この日は、現在の社殿が竣工した日でもあります。

「護国神社」という通称が使われていますが、内務大臣が指定した護国神社ではありません。長野県の指定護国神社である長野縣護國神社は、1938年（昭和13年）に歩兵第50連隊の隣、松本市美須々に創建されました。

歴史

信濃招魂社の歴史は以下の通りです。

1880年（明治13年）：設立が提唱されました。
1902年（明治35年）：城山公園内に創建されました。
1943年（昭和18年）：現在地に遷座しました。
1972年（昭和47年）5月27日：現在の本殿が竣工し、陸軍少年飛行兵招魂碑が建立されました。

境内

境内には、以下の施設があります。

本殿・拝殿
陸軍少年飛行兵招魂碑

交通アクセス

公共交通機関を利用する場合、以下の方法があります。

JR・長野電鉄長野駅から、長電バス61・62・63・64系統に乗車し、「動物園下」バス停で下車。
アルピコ交通（川中島バス）11・16・17系統に乗車し、「深田町」バス停で下車。

周辺施設

信濃招魂社の周辺には、以下の施設があります。

城山公園
長野市少年科学センター
長野市城山動物園
長野県立美術館
長野清泉女学院中学校・高等学校
長野地方気象台
長野県神社庁
善光寺

まとめ

信濃招魂社は、静かな環境の中で、戦没者や国家に貢献した人々の霊を祀る、歴史と伝統のある神社です。城山公園を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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