倉成正和

倉成正和

倉成正和（くらなり まさかず、1951年8月6日 - ）は、日本の政治家であり、かつて自由民主党の衆議院議員として活動しました。一期のみ衆議院議員を務めました。また、元外務大臣である倉成正を父に持ちます。現在は、城西大学現代政策学部にて特任教授として教鞭を執っています。

経歴

長崎県出身。早稲田大学大学院理学研究科修士課程を修了後、富士通株式会社に入社し、システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。その後、マサチューセッツ工科大学大学院へ留学し、さらにハーバード大学国際問題研究所にて客員研究員として研究活動に従事しました。

帰国後、富士通に復職しましたが、1986年に退社。父・正が外務大臣を務めていた際、秘書官として政治の世界に関わることとなりました。

1998年、西岡武夫が長崎県知事選挙へ立候補したことに伴い、長崎1区の補欠選挙が行われることになりました。倉成正和は自由民主党公認候補としてこの選挙に立候補し、見事当選を果たしました。党内では、父・正が所属していた旧渡辺派に入会し、その後、山崎派の結成に参加しました。

2000年の第42回衆議院議員総選挙では、議席を得ることができず落選。2003年の第43回衆議院議員総選挙にも立候補しましたが、再び落選という結果に終わりました。これにより、倉成正和は一期のみで政界を引退することとなりました。以降、国政選挙への立候補はありません。

2007年4月22日に行われた長崎市長選挙では、選挙運動中に銃撃事件により死亡した現職の伊藤一長の後継候補として名前が挙がりましたが、最終的には立候補を見送りました。

参考文献

『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
『国政選挙総覧：1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。

外部リンク

倉成正和 - researchmap
倉成正和 - J-GLOBAL
* 研究者総覧 - 城西大学

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