全日本プロレスTV認定6人タッグ王座

全日本プロレスTV認定6人タッグ王座

全日本プロレスが管理し、全日本プロレスTVが認定する6人タッグ王座は、団体の中で特別な位置を占めている王座です。この王座は、PWF（プロレスリング・フラッグ）からの認可を受けていない唯一の王座となっています。

王座の歴史

6人タッグ王座の創設提案は2018年に遡ります。諏訪魔が発表したこの提案は、2020年に新設される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により、計画は頓挫しました。しかし、全日本プロレスのスポンサーであるカーベルからの支援を受けて、チャンピオンベルトが寄贈されることとなり、2020年11月13日に初めての6人タッグ王座の誕生が発表されました。

初代王者の誕生

2020年12月13日、後楽園ホールで行われた大会で、初代王者を決定する試合が行われました。この試合には、大森隆男、ブラックめんそーれ、カーベル伊藤組と、崔領二、レブロン、大門寺崇組の2チームが参加しました。時間無制限一本勝負で行われたこの試合の結果、大森組が勝利を収め、初代王者の座を獲得しました。

軌跡の変遷

その後、2021年10月16日には、ヨシタツ、立花誠吾、植木嵩行の組が第4代王座を獲得するものの、1度の防衛戦も行わずに2022年6月22日に「方向性の違い」を理由に王座を返上しました。このため、約9か月間にわたって王座は空位の状態となり、ファンからは王座決定戦の再開が待ち望まれていました。

再び決戦へ

2023年3月14日、約1年5か月ぶりに王座決定戦が行われました。この戦いでは、ATM、大森隆男、ブラックめんそーれの組が第5代王者の栄冠に輝きました。

ダブルタイトルマッチ

2023年8月27日には特別な対戦が実現しました。全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とDDTプロレスリングのKO-D6人タッグ王座をかけたダブルタイトルマッチが行われ、KO-D6人タッグ王者である坂口征夫、赤井沙希、岡谷英樹の組が勝利を収め、2冠王者となりました。特筆すべき点は、赤井沙希が全日本プロレスのタイトルを獲得した初の女子選手として名を刻んだことです。

歴代王者

この王座には数多くの選手が挑戦し、数々の名勝負が繰り広げられてきました。その歴代王者たちの足跡は、ファンの心に深く刻まれています。

参考情報

王座についての詳細や歴代王者の情報は、全日本プロレスの公式サイトに掲載されています。

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