内田有紀 夜空にYOU KISS!

内田有紀 夜空にYOU KISS!

「内田有紀 夜空にYOU KISS!」は、1994年4月10日から2001年4月1日まで、ニッポン放送で放送されたラジオ番組です。パーソナリティは女優の内田有紀が務めました。番組は、1994年4月から1995年6月までの間、日立製作所がスポンサーとなり、「HITACHI CRESCENT TIME 内田有紀 夜空にYOU KISS!」というタイトルで放送されました。この期間の前番組は「工藤静香 素敵にFeel So Good」、後番組は「森高千里STEP BY STEP」でした。

放送時間

番組の放送時間は、時期によって何度か変更されています。

1994年4月～1995年6月：日曜日23:05～23:35（『古田新太と犬山犬子のサンデーおちゃめナイト』内の箱番組）
1995年7月～1997年9月：日曜日24:00～24:30（『古田新太と犬山犬子のサンデーおちゃめナイト』内の箱番組）
1997年10月～1998年9月：日曜日22:00～22:30（単独番組）
1998年10月～1999年3月：日曜日21:30～22:00（単独番組）
1999年4月～2001年3月：日曜日25:00～25:30（単独番組）

主なコーナー

番組では、様々なコーナーが展開されました。

夜食の鉄人
電話でウッチー!
なんでもYUKI'Sベストスリー
YUKI'Sセレクション
心理テスト
嘘発見器
ショートメール劇場（末期）

スタッフ

番組制作には、以下のスタッフが携わっていました。

プロデューサー：森谷和郎、松島宏
ディレクター：三宅正希、節丸雅矛、小山有紀子、田所健太郎
構成：大川きみこ、歌川知憲

エピソード

番組には、数々のエピソードがありました。

第1回目の放送では、内田本人が知らされないまま、馳浩から電話がかかってくるというサプライズがありました。
第2回目の放送では、「番組スタート記念!聞いてないよー!いきなり電話するアポなしテレフォンアンケート!」という企画が行われました。これは、内田と森高千里、坂井真紀を比較する意識調査という名目のドッキリ企画でした。仕掛け人の荘口彰久（当時ニッポン放送アナウンサー）が様々な場所に電話をかけ、その後内田に電話を渡すという形式で進行しました。最後に内田がテレフォンバイトのふりをして電話をかけたところ、怖い声の男性が電話に出て、内田が恐る恐る応対する場面もありました。しかしその後、再び男性から電話があり、荘口に「これでいいですか？」と尋ねたことでドッキリが明かされ、内田が泣き出してしまったというエピソードも残っています。
また、番組では、体を張った企画も数多く行われました。納豆、チョコレート、菊の花、トマト、ミョウガ、ライム、ピーマン、オレンジ、野沢菜をミキサーにかけて飲む、鼻にネギを挿し込む、スタジオで糠漬けを作る、口の中にドンパッチを入れて喋る、手のひらにお灸を乗せるなど、体を張った企画でリスナーを楽しませました。

ネット局

番組は、最末期（2000年10月期）にはネット局がなく、ニッポン放送のみでの放送となりました。

書籍

番組関連の書籍として、「内田有紀夜空にYOU KISS!」（1996年1月25日、ニッポン放送出版）が発売されました。（ISBN 4594019005）

備考

番組末期の放送時間では、災害時の終夜放送の場合を除き、ニッポン放送の1週間の最後の放送番組でした（クロージングと思わせて怪談のラジオドラマを放送した期間を除く）。また、内田有紀のファンである俳優の小栗旬が、自身のオールナイトニッポンR内で、この番組を聞いていたことを語っています。

もう一度検索