内田香織

内田 香織

大阪府出身のタレント、内田 香織（うちだ かおり）は、1972年5月5日生まれ。近畿地方を中心に、テレビやラジオをはじめとする様々なメディアで活動を展開しています。

経歴

内田香織氏は、大阪外国語大学外国語学部第二部（夜間学部）に在学していましたが、学業の途中で中退し、大阪テレビタレントビューロー（TTB）の35期生として芸能界への一歩を踏み出しました。所属事務所であるTTBには、同社が解散する2018年3月まで長きにわたり在籍し、タレントとしてのキャリアを築きました。

主な活動分野

内田氏は、テレビ、ラジオ、CM、ナレーションなど、多岐にわたる分野でその才能を発揮しています。特に近畿地方の放送局を中心に、視聴者や聴取者に親しまれてきました。

テレビ番組

テレビでは、情報番組やバラエティ、旅番組など、様々なジャンルに出演しました。リポーターとして旅の魅力を伝えたり、地域の情報キャスターを務めたりするなど、幅広い役割を担いました。主な出演番組には、旅チャンネルの『旅NIGHT』でリポーターを務めたほか、大阪セントラルケーブルネットワークやJ:COM関西で放送された『関西トピックス』、『ハーティ9だより』ではキャスターを担当しました。また、テレビ和歌山の『わがまち和歌山』、関西テレビの『真夜中市場〜ハイヒールの眠れない夜〜』や『昼ショップ 買物検討使』、よみうりテレビの『アクセスOSAKA』でもキャスターを務めるなど、多岐にわたる番組で活躍しました。

ラジオ番組

ラジオは内田氏の活動の中心の一つであり、数多くの番組に出演し、多様な役割をこなしました。KBS京都ラジオ、ABCラジオ、AM KOBE、MBSラジオといった近畿地方の主要なラジオ局の番組に携わりました。

リポーターとしては、KBS京都ラジオの『山崎弘士の満員御礼!』やABCラジオの『柴田博のまっぴるま王子!』などで、リスナーに現場の様子を伝えました。アシスタントやパーソナリティとしても活躍し、ABCラジオの『歌はおまかせ小山乃里子です』（木曜アシスタント）、『アベロクのOH!まっぴるま』、KBS京都ラジオの『金曜鶴松倶楽部』、『チュートリアルの金曜ナマチュー』、『金曜！生デス！麒麟デス！』などでレギュラー出演。また、ABCラジオの『もうすぐ夜明けABC』（火曜深夜）や『夜は、おととも』（火曜深夜）ではパーソナリティを務め、深夜の顔としても親しまれました。番組のエンディングを飾るニュースキャスターとして、AM KOBEの『土曜バンバン!やってもいいかな?!』にも出演。さらに、『小山乃里子のハートにスニーカー』、『全力投球!!妹尾和夫です』、『なるみ・八方のごきげんさん!』、『ようこそ!伊藤史隆です』など、ABCラジオの様々な番組でラジオショッピングの担当としても活動しました。他にも、『桂む雀の夕刊探検隊』、『とびだせ!夕刊探検隊』（ABCラジオ）、『ブラックマヨネーズのBlack'nラジオ』、『金曜ジャルジャルアワー』、『金曜ストリークナイター』（KBS京都ラジオ）、『歌謡大全集』（ABCラジオ）、『西靖&桜井一枝のわくわく土曜リクエスト』、『ノムラでノムラだ♪ EXトラ!』（MBSラジオ）など、数えきれないほどの番組に声の出演をしています。

CM・ナレーション

タレント活動と並行して、CM出演や各種ナレーションの仕事も多数手掛けました。総務省統計局、センタープラザ、山陽不動産といったCMに出演。また、愛知環状鉄道の駅案内放送、プラザ26の館内放送、JRの留守番電話音声、松下電工のビデオパッケージなど、公共性の高いものから企業のインフォメーションまで、ナレーターとしても幅広く活動しています。

現在

TTB解散後も、その経験と実績を活かし、システムブレーンに講師として登録するなど、活動の幅を広げています。近畿地方のメディアにおいて、長年にわたり多角的な役割を担ってきた内田香織氏は、その安定した語り口と親しみやすい人柄で、多くの視聴者・聴取者に支持されています。

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