内藤正剛

内藤正剛

内藤正剛（ないとう まさたけ、1883年2月28日 - 1959年1月22日）は、日本の政治家、弁護士であり、立憲民政党に所属して衆議院議員を務めました。

生涯

岡山県阿賀郡新見村（現在の新見市）に生まれました。関西法律学校（現在の関西大学）を卒業後、中央大学でも学び、判事検事登用試験に合格して司法官試補となりました。しかし、その後弁護士に転身し、大阪弁護士会副会長を務めるなど、法曹界で活躍しました。

弁護士業の傍ら、内藤は地方政治にも積極的に関与しました。大阪市会議員および議長、大阪府議会議員および議長を歴任し、地方自治の発展に尽力しました。

1932年、第18回衆議院議員総選挙に立憲民政党から出馬し、当選を果たしました。その後、第20回総選挙まで連続3回当選し、国政においても存在感を示しました。

第二次世界大戦後、公職追放となりましたが、1951年に追放解除となりました。

その他、大阪木材相互市場株式会社顧問、関西大学監事などの要職も務めました。

内藤正剛は、法曹界、政界、そして教育界と、多岐にわたる分野で活躍し、日本の発展に貢献した人物として知られています。彼の足跡は、今日の社会においても重要な示唆を与えてくれます。

参考文献

『大阪新人物誌』夕刊大阪新聞社・日本工業新聞社、1934年。
人事興信所編『人事興信録 第12版（下）』人事興信所、1939年。
* 『第一回乃至第二十回総選挙 衆議院議員略歴』衆議院事務局、1940年。

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